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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ



実弥達が悩んでいると悲鳴嶋が声を出した。


行「ここは宇随に任せよう。宇随ならではの方法で絢蘭と無一郎を見守ってくれるだろう。確かに不死川や冨岡が行くことで安心感が生まれそこから油断が生まれる可能性も十分ある。いくら見守ると言っても、今後の事も考えある程度の緊張感を持たせるべきだろう。いくら絢蘭の任務が無一郎か柱が必ず一緒になるとしても、任務ごとに難易度が上がるだろう。その時私達が、近くにいることはないだろう。それにも徐々に慣れて貰わないとならぬ。胡蝶もいることだし、私たちは”柱”として見守るべきだ。」


そう。
2人の実力から次回の任務は今回より難易度がどんどん上がるだろう。
絢蘭達が人になれほかの隊士に慣れ始めたら合同任務も入ることだ。
そのために早いうちに人見知りを直していかないといけない。

まぁ戦いになると絢蘭は別人と化すが、それがいい方向に行けばいいと祈る。

行冥の後押しもあり、記念すべき初任務はしのぶと天元の見守り付きにきまった。
無一郎問題なく了承したが、絢蘭はやはり天元に対して緊張気味だ。
だが、しのぶが一緒だという事に安心し4人は準備を整える。

そして黄金と銀子、さらにしのぶの鎹鴉である”艶”に天元の鎹鴉である”虹丸”が2羽の後に続く。
黄金達に並ぶように絢蘭と無一郎が走り、少し後をしのぶと天元が追う。


天「おいおいこんなに初っ端から飛ばして大丈夫か?俺様たちはこのままでも余裕だが、任務地についたらばてて戦えないとかいうじゃねぇぞ。」


天元のいきなりの発言に絢蘭はビックっとするが、何を言ってるんだと2人して首を傾げながら走る。
そんな2人の様子に思わずしのぶが小さく噴き出した。


し「大丈夫ですよ宇随さん。この速さなら二人にとって余裕すぎる速さですよ。無一郎君も一般隊士の中では早く持久力があります。まぁ不死川さんが扱きましたから。絢蘭ちゃんの場合、本気を出せば私なんかすぐおいてかれますから。おそらく宇随さんでも少し難しいのではないのでしょうか。早いし疲れ知らずですから彼女は。」


絢蘭が無意識に自身にかけている”反転術式”のせいだろう。
悟のおかげで少しずつ制御できているが、今回の様に初めての場合緊張で癖が出てしまうのだ。

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