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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ



銀[無一郎達ナラ楽勝ヨ。]


相変わらず無一郎しか見えてない様だ。
そんな様子に黄金が思わずため息をつくのだった。


し「私が同行ですか?お館様の命ならもちろん従いますが、少し安心しました。丁度今は蝶屋敷に重症な患者はいませんので、多少私が離れても大丈夫です。きっとお館様のことですから把握済みですね。もう一方はどうしましょう。」

実「俺が行きてぇとこだが、今日から遠方の任務が入っちまってるんだよなァ…。」

し「そうですか。それは残念です。出来れば不死川さんか冨岡さんがいたら絢蘭ちゃんも少しは気が落ち着くと思うのですが。ちなみに冨岡さんはいかがですか?」

義「……俺も任務がある。」


しのぶが”そうですかぁ”とため息をついた時、意外な人物が名乗りを上げた。


天「俺様が付き添ってもいいぜ。」


天元の名乗りにしのぶ達は一瞬かたまってしまった。


実「いやいや待て待て。名乗りはありがてぇ。だが言っちゃ悪いが、柱ん中で唯一絢蘭がまだ慣れてねぇお前が行くのかァ?逆に変に緊張させねぇかぁそれ?」

天「まぁまぁそう言ってくれるな実弥ちゃんよ。俺様だってあの日の任務地味にずっと気になってたんよ。お館様に詳細を聞いた時派手に後悔したんだ。なんで遅れて行っちまったんだって。不死川は責任感が強ぇから今まで一人で背負ってきたんだろ。本来なら俺も半分背負わなきゃいけねぇし、そもそも遅れさえしなければこいつらの今が変わっていたんだ。ここで少しも罪滅ぼしとして行かせて欲しいんだよ。それに俺様なら気配もけせるからこいつらの邪魔にはならねぇ。さらに俺様は元忍びだから耳が派手にいい。姿がみえねぇところでもすべての音を拾える。そういった面でも俺が行くのが適任だと思うぜ。それに慣れすぎてるお前らが行くより、俺様ぐらいの距離感の奴の方が今後を考えればいいだろうよ。」


当時の事は置いといても、天元の言った事はもっともだ。
ある程度力のある鬼は、柱かどうかぐらいの判断ができるゆつもいる。
今回の任務の鬼も柱からすれば雑魚だが、新人にとっては無傷では帰ってこれない強さだ。
柱の気配を察知されたら余計な警戒をされる。
だが、天元の忍びの技術を使えば遠くから見守り、すぐに異変を察知できる。
天元の言う通り懐いている者達が行くと、油断などを生みやすい。





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