万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ
実「言いてぇことは胡蝶が言っちまったからな。俺からは三つ。
鬼の戯言を聞く前に倒せ。もしお前らの事について何か言ってくる馬鹿隊士がいたら気にすんな言わせとけ。実力がなくてひがむ奴らは出ていそうだからな。一応新人で初任務前だから、二人とも一番下の”癸”になってる。だがお前らの実力はもっと上だ。無一郎はギリ”辛”。絢蘭は”庚”ぐらいの実力だって言っても分かんねぇか。お前たちが行った最終選別に残った奴らより、各段に強ぇってこったァ。お前らならあっという間に柱になっちまいそうだな。まぁとにかく異常に嫌味いてくる奴らがいたら俺たちに報告しろ。まぁお前らは忘れちまうから大丈夫だと思うがァ。それと最後に絢蘭。俺以上の稀血持ちなんだから余計に注意しろ。髪の毛一本でも絶対の奪われるな。後は俺みたいな戦い方は絶対にすんな!もし自分で切り傷でも付けてみろォ。胡蝶の説教が待ってるからな。まぁこんくらいだろ。二人が隊服を着てるとか考え深いなァ。あんなにガリガリで警戒心の塊だったお前らが、鬼殺隊の隊服を着る日がくるとわな。二人ともよく似合ってるぜ。どうみても立派な鬼殺隊員だ。かっけぇし可愛いじゃねぇか。絢蘭の羽織もよく似合ってる。髪色と合わさっていい塩梅だ。送った甲斐があったてもんだ。」
しのぶと実弥が先輩として柱としての、激昂を二人に送りそれぞれが絢蘭達の隊服姿を考え深く見ていた。
その後ろで義勇も満足げな様子で二人の晴れ姿を見ていた事は誰もきづいていなかった。
その後耀哉も顔を出し、鬼殺隊の長としての言葉を述べた後、
二人の晴れ姿を実の父の様な眼差しで眺めていた。
その際、悟から合格祝いが届いていると、二人に包みが渡された。
両方ラッピングはされているが、明らかに絢蘭の方が派手なことはいつもの事だ。
本当は悟自ら渡したかったが、どうしても時間が取れず耀哉に預けたという。
絢蘭に中々会えていないせいでストレスが溜まっているのか、いつも以上に?伊地知をいじめているとかいないとか。絢蘭会いたいためだけに、かなり重要な任務をバックレようともしたらしい。
まぁよくバックレているのは、確かだが…。