万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ
『わぁ…!すっごいきれいですてき!着るのがなんかもったいないよ。私が”3番目”に大切にしているペンダントのことおぼえててくれたんだぁ。うれしいな。ペンダントと同じ桃の花がこんなにいっぱい!これをはおったらずっと守られているって感じることができる。本当にありがとうねぇね!それにさねみ兄にぎゆう兄もむいも。後でお父さんにもおれいしなきゃ。
くつしたもすてき。ちゃんとここにもちょうちょがいてうれしいな。ねぇねといつでもつながっているみたい!さそっく着てみたいなぁ!」
実「ははっ!そんなに気に入ってくれたんなら知恵をだして作ったかいがあったってもんだァ。ここで羽織をつけても似合っているが、せっかくだから隊服らと一緒に羽織るとこを一番に俺達に見せてくれや。後でお館様もいっらしゃることだし、無一郎と一緒に着替えて来い。悪ぃが伊黒と甘露寺付きやってくれ。俺は着崩してるし、冨岡に任せたら日が暮れちまう。絢蘭の隊服は甘露寺の方が履いているもん同じだし色々詳しそうだから、着させてやってくれ。後で胡蝶辺りががちゃんと教えるだろうし。とにかく”余計な邪魔”が入ったせいで時間がねぇんだ。頼んだ。」
”任せて!”という明るい返事をした蜜離としのぶに手を引かれ、着替えるために耀哉が貸し出した部屋に連れていかれた。
一方無一郎の方には小芭内に加え杏寿郎が付き添い、絢蘭達とは別の部屋に入って行った。
しばらくすると、柱だけが戻ってきた。
要する明るく広い場所で二人揃って隊服を身に着けた姿を、皆で見たいからだそうだ。
それからしのぶの変え声で二人が出てきた。
感嘆の声が聞こえ絢蘭は少し緊張気味だ。
し「二人ともこれまで様々な困難や試練によく立ち向かいまいたね。これで貴方たちも私達鬼殺隊の一員です。これまで貴方達は、自分の努力はもちろん多くの人助けで今ここに立っています。今度は鬼に襲われ助けを求める人達を貴方達が、その刀で助ける番です。ですが、自分の力に甘え油断せず必ず無事に任務を終わらせて下さい。もちろん無事には貴方達の事も含まれています。ちょっと柱らしくカッコつけちゃいました。お二人ととても似合いですよ。無一郎君は袖や裾の広がりが霞の呼吸の優雅さと合わさればなおカッコ良くなるでしょうね。絢蘭ちゃんも可愛らしさの中に大人ぽさもあり素敵です。」
