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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ



 『えー。さねみ兄とぎゆう兄だけずるい!私もむいのこきゅうみたい!』


絢蘭は頬をリスの様に膨らせ拗ねやがった。
畜生。
めちゃくちゃ可愛いじゃねぇかぁ。
しばし悶絶を耐えてると、胡蝶からわざしい咳払いで気まずくなる。


義「絢蘭。兄が霞の呼吸を自ら作り上げていく姿もお前にとってはいいものだろ。だが、無一郎はお前が心配で集中出来ないかもしれない。それに方が完成し、完全に無一郎のものにしてから、全ての呼吸の型を見せてもらった方がいいのではないか?楽しみは後に取っておくというだろ。その間絢蘭も無限の呼吸とやらをものにすればいい。お前の場合はほぼ一から考えなくてはならないが、ここにいる者達が助言してくれるはずだ。そして完成した時に互いに見え合う事を前提に皆に披露すれば、無一郎だけではなくお館様や柱達は喜ぶであろう。俺自身もとても楽しみにしている。」

し「冨岡さんにしては的を得た事をおっしゃってますね。冨岡さんの言う通り、今は無一郎君の頑張りの為に我慢しましょう。きっと完成した型はカッコいいでしょうね。絢蘭も負けずに頑張りましょう。私達もどのような技があった方がいいなど助言しますので、皆で頑張り無一郎君達を驚かせましょう!」


胡蝶と気に食わねぇが冨岡の説得もあり絢蘭は納得してくれた。
気が変わらねぇうちに俺と冨岡で無一郎は庭先まで連れて行った。

その間にお館様から”有一郎”の存在と現状や力を説明され、ついでに呪術師の二人の事も話したらしい。
もちろん無一郎には兄貴の記憶がない事も。
”有一郎”は二人に中しなければやつから何かする事は無いと。
流石の柱達もこいつの存在には開いた口がふさがらなっかったらしい。
俺はイマイチ信用していないが、(特に目隠し野郎)お館様により信頼できる人物で時折こちらに姿を見せる事と絢蘭達は向こうの任務と兼任になるから、こちらの任務はそこまで多くないように調節して下さると。
まぁその分強ぇ鬼んとこに行かされるだろうが、こいつ等の実力ならだいじょうぶだろう。
そして任務は二人の記憶喪失や絢蘭の力や刀を考慮してしばらくは二人か、必ず柱の一人と同じ任務にするとのこと。

こっちは無一郎と霞の呼吸を残されていた資料と見比べながら、少しずつ形にしていく。


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