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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ



天「まぁそう怒るなって。さらに冨岡にも懐いているときた。少なくとも社交的とは言えない二人と胡蝶を心底信頼している。なのに、比較的友好的な煉獄や俺を以上に警戒していた。他のやつも同じかと思えば、女の甘露寺はともかく伊黒や蕜鳴嶋には寄り添う様な言葉をかけていた。その時から不思議で仕方ありませんでしたが、まだ話せないということでその場では追及をしませんでした。まぁ誰だって突っつかれたくねぇ過去がある。この兄妹の記憶喪失の具合には驚いたが、手合わせをするようになっておれのことも覚え始めてくれたんで良かったと思います。しかし絢蘭が何事もなく俺達が使う呼吸を全て使えると知った時は困惑しました。しかも兄貴はの方も飲み込みが異常に早い。聞いたとこによるとと本格的に稽古を初めて二週間もしねぇで最終選別にいったらしじゃねぇか。それに犠牲者を出さずにほとんどの鬼を雑魚と言ってと大量にいたのを二人で斬り捨てたとか。これは絶対常人ではない。そこに来て絢蘭の日輪刀が見た事ねぇ色に染まるわ、形状を変えるはでもう頭ん中派手に爆発しそうです。お館様。今日こいつ等の日輪刀の披露に俺達全員を招集したってことは、そろそろこの兄妹特に絢蘭が何者なのか教えていただけるんでしょうか?」


最初はいつもの様にどこかふざけた様子の宇随だったが、段々と真剣な顔つきでお館様に問い質していた。
俺も今日はただの日輪刀の披露だけではないとは思っていた。
お館様は以前”二人が最終選別を突破し鬼殺隊に入ることが決まったら皆に全てを話す”と仰っていた。
それが今日なんだと。
お館様は普段の笑みを浮かべているが、どこからか緊張感が伝わってくる。


耀「天元の言う通りだ。しのぶ達には二人が最終選別を突破するまで、詳しい事は言わないようにお願いしていたからね。今日はもちろん二人の日輪刀を見て貰いたかったのもあるんだ。私の予想以上の色変わりに私自身もとても驚いたんだ。でも特に絢蘭の刀の変化はある意味では予想通りと言えるかな。二人ついて話す前に客人を見送らないとね。鉄井戸殿今日はありがとう。実に有意義な時間だったよ。里長にもよろしく伝えておくれ。私からも改めて文を出すよ。あと今天元から聞いた話はどうか貴殿の心のうちに留めておいてくれないかな?」


流石に一介の刀鍛冶に話せる内容ではない。

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