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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ



い「お館様のお成りでございます。」


和やかな雰囲気が一変。
柱達がいつもの様に横一列に膝を付き頭を下げる。
その隣に2人が座り、少し離れ鉄井戸も同じように頭を下げる。


御「皆元気そうだね。今日は挨拶はいいよ。絢蘭と無一郎の日輪刀の披露と2人について皆に伝えようと思っていたんだ。」


耀哉の言葉に事情を知っている3人は一瞬息を飲む。


杏「お館様もお元気な姿を拝見出来光栄です。それで2人についてという事は、彼らについて教えて頂けるという事でしょうか?」

御「そうだね。2人も晴れて鬼殺隊になった事だし、刀が出来上がる時に考えていたのだよ。でもまずは2人の初の日輪刀のお披露目だ。鉄井戸さんわざわざここまで運んでくれてありがとう。是非こちらに上がって早速みせてもらおうかな。絢蘭と無一郎も上がっておいで。」


2人は耀哉の言葉に素直に頷き、スタスタと何のためらいもなく屋敷に上がった。
柱の面々も流石に見慣れたが、傍に控えていた隠はこっそり冷や汗を流していた。
2人に続くように鉄井戸も立ち上がり、柱と耀哉に一礼して2人とは逆に座った。


戸「失礼いたします。本来なら里長の鉄珍も同行すべきですが、里から離れると多少問題がありまして。申し訳ありませんが代理として、儂が絢蘭様の日輪刀と言伝を預かっております。」

御「里長から文は届いているよ。刀鍛冶の里は鬼殺隊にとっても大切な場所だよ。だから長が離れる事は問題になってしまうからね。」

戸「寛大なお心遣い感謝いたします。では早速。まずは、無一郎殿の日輪刀から。こちらは儂が丹念籠めて打ち上げました。さぁ無一郎殿こちらに来て刀を鞘から抜いて見て下さい。」


刀鍛冶の悪い癖の一つだ。
速く刀をみたい!
その衝動が抑えられずやや捲し立てるように促され無一郎は警戒を強めてしまった。


御「フフフ。大丈夫だよ無一郎。そうだな。実弥、義勇こちらで無一郎の傍についていてやってくれないかい?しのぶは絢蘭に。3人が教えてくれると理解しやすいだろし、記憶にも残るだろう。」

3「「「御意。」」」


3人は内心では色んな意味でハラハラしており、耀哉の申し出に食い気味に了承した。


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