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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



錆「構わないが、その少年に何か意味があるのか?」

 『今はまだ分からない。たださっき初めて未来が見えてその少年と妹が一瞬見えたの。でもこの”この瞳”が写した事に意味がないとはないはず。だから選抜ごときで死なない様扱いて欲しいの。多分だけど彼と私の存在が今を大きく変える事になる気がするんだ。それに同年代の中っていうのは変かもしれないけど、君が強く信頼できる”人”だからさ。』


絢蘭の表情、瞳は一切の噓を言ってない事感じさせた。


錆「今を変える存在か…。お前が言うならきっとそうなるのだろう。にしても”一番強く信頼できる”か。そこまで言い切れるのもその澄んだ透明な目からみていってくれてるのだろう。分かった。引き受ける。みっちり扱いて死なせない。しかし残念だ。できればお前と手合わせしたり鬼殺隊として任務に出てみたかったな。」

 『うん。お願いします。私も同じ事を思っていたよ…。…”錆兎”。』


話している中錆兎の体が透け始めた。
最後絢蘭が彼の名前を初めて呼んだ時、錆兎は狐の面を少しずらし口角を上げて消えていった。

その姿を見送ると、絢蘭は無一郎の所に駆け寄り鬼を倒したことを報告した。

































そして2人は仲良く手をつないでゆっくりと藤襲山を下りて行ったのだった。

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