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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達


しのぶサイド

昨日から絢蘭ちゃんの姿が見えないんですよ。
多分お館様のお庭で、柱の皆さんと稽古していると思うので大丈夫だと思うのですが。
私自身も忙しく蝶屋敷を中々離れなかったり、任務で遠出してしていたのもあるのですが。
ようやく少し時間が出来たので、これからお館様のお屋敷に向かう所です。
絢蘭ちゃん達どのくらい成長したのでしょうか?
少し楽しみですね。
向かっている最中見慣れた背中を見つけました。


し「不死川さんおはようございます。不死川さんもお館様のお屋敷に向かわれるのですか?」

実「ああ゛。胡蝶か。そうなんだけどよォ。そっちに無一郎顔出してねぇか?」

し「無一郎君ですか?来ていないと思いますが、どうかしたのですか?」

実「そうかい。あいつここ2日稽古に顔だしてねぇんだよ。今までやりすぎで止める事はあったが、来ねぇのは初めてでよ。あいつ稽古真面目に出てたし、最近では絢蘭に刺激受けて他の柱とも手合わせしてもらっていたのになァ。」

し「それは少し心配ですが、きっと絢蘭ちゃんとお館様のお屋敷にいることでしょう。それにしても絢蘭ちゃんがほぼ全部の呼吸を使いこなせるとは思いもしませんでした。あの子は異常に呼吸の取得が速いとは思ってましたが、まさかあんなことが出来るなんて。」

実「確かにあん時はビビったぜ。あいつがびっくりする事するとか言って、何しでかすんかと思ったらいきなり風の呼吸繰り出すし。聞けば見たら出来るようになったとか訳分からねぇ事言い出しやがるし。挙句泣かれて伊黒と甘露寺に冷たい目線向けられるわで色んな意味で大変だったんだぞ。まぁだが、風以外の呼吸も見ればそれなりに使える事が分かったから他の柱ともちったぁ距離縮められたみてぇだから良かったんかもしれねぇ。」

し「絢蘭を泣かせた事は後ほどじっくり聞くとして、確かにあんなに人に対して警戒と恐怖心を抱いていた子が、柱の皆さんと少しずつですが話す事や稽古をを通して薄れている事は確かです。ですのである意味絢蘭ちゃんが新たな力を発揮してくれた事は良かったと思います。そういえば、悲鳴嶼さんとの手合わせの時可愛らしかったですね。」



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