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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



そんな事考えてたら現場に着いちゃったよ。
まぁ後でねぇね達に聞いてみようっと。
それより今は目の前の鬼どもを倒さなきゃ。

受験者3人は深手を負っている人もいるけど、このままリタイアすれば命に別状はないかな。
問題はそのうち2人は男の子で、1人は腰抜かしたみたいで鬼の前で恐怖でいっぱいで動けないみたい。
もう1人は完全にパニクって泣き叫びながら逃げようと、滅茶苦茶に刀振り回してるし。
それをカバーしながら1人鬼に立ち向かっているのが、深手を負っている女の子。
しかも稀血と呼ばれていた子で、ただでさえ狙われてるのに。
いくら鬼の前だっていっても男が女の子に守られるってありえない。
一応修行したんだよね?
まぁいいや。
鬼殺隊に入ることはありえないし。
今回だけは助けてあげる。

さてどうしようかな。
鬼5体だけならすぐ終わるんだけど、他つける対象が3人いる。
うち1人はビビって動けない。
きっと鬼殺隊の任務でもこういう現場多いだろうな。
ひとまずこっちに気を向けようかな。


 『ねぇねぇ鬼が5体も集まって何してんの?鬼って人間より強いらしいじゃん?私も混ぜてよ。』

 【はぁ?なんだテメェ。殺された…】

ザシュー


あ。
うざいから思わず刀振ったら普通に頸斬れちゃったんだけど。
ここの鬼ってこんなに弱かったの?
呼吸使うまでもないじゃん!
でも複数相手にするには呼吸の方が早いか。

バシュ

そんなこと思いながら向かってきたもう一体を斬り捨てた。
なんか助けに来たのに女の子は唖然としてるし、男の子達は私にビビってるし。
ちょっと失礼じゃない?!


 【お、お前何者だ。毎回ここにはバカみてぇに弱い奴しかこねぇはずだぞ。】

 【まさか!こ、こいつ鬼殺隊か!】

 【バカ言ってんじゃねぇよ。来るわけねぇだろ。っつうかこいつ旨そうな匂いしねぇか?】
 

はぁ?
何言ってんのこいつら。
実弥兄が言ってた通り弱い鬼は知能も低い。
てかバカすぎるでしょ。
たまたまここにいる2人が弱いだけで全員が弱いって決めないで欲しんですけど。
しかも旨そうな匂い?
気持ち悪すぎて一番痛い風の呼吸で細切れにしてやりたい。
でもお父さんと約束しているし、しょうがないから花の呼吸で散り散りにしてあげるから!
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