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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



何も覚えていない絢蘭達だが、絢蘭の十二眼の能力を使えば相手の過去を見る事が出来る。
今は長く遡れないが、回数をこなせばいずれは生まれる時まで遡れるだろう。
まぁこの瞳や他の力の事は他言禁止と毎日口酸っぱく言われているので、会ったことがある事が分かった理由は黙っていた様だが。

2人の様子にホッとして、少し安堵する。

実弥も加えて今日の予定を話し合い、まずは無一郎と実弥の稽古を小芭内に見てもらう事になった。
絢蘭と蜜離は少し離れた所で見学の様だ。
大量に持ち込んだ桜餅を食べながらの女子会。
早速蜜離に進められて、初めて食べる桜餅の味に感動していると、向こうでも始まった様だ。


実「伊黒!無一郎の太刀筋を見てくれ。俺はそこら辺上手く教えれねぇからなァ。それと無一郎に風の呼吸の型を全て教えてあるし、出せるようにもなってる。だが、男のくせに威力が足んねェ。最初は病み上がりのせいかと思ったが、こいつは真面目で努力を怠らねェ。俺の扱きに付いて来れるし、胡蝶に止めらるまで鍛錬をするやつだァ。おそらくこいつは風の呼吸じゃなく派生の呼吸だと思うんだよ。派生つうと霞か?そこら辺の意見も聞かせてくれ。」

小「了解した。ひとまず一通り型を見せてもうか。いけるか?」


さっきまでの無表情から少しばかり目に光が入り、無一郎は木刀を握り締めながら頷いた。


無「…シィ―。風の呼吸壱の型 塵旋風・削ぎ…










捌の型初烈風斬り 。」


壱の型から捌の型まで一気にはなったので流石に少し息切れしている無一郎。
その様子を見ていた驚いた表情をした後小芭内きりだした。


小「流石だな。まだ剣を持ってそんなに立っていないのだろう?そこらの鬼殺隊士よりよっぽどの出来だ。見た様子では、型の形になっているし、力も今の時透からすれば十分すぎる。だが、不死川より威力が劣っているのはしかたがないとして、風の呼吸の鋭さが足りないように感じる。不死川壱の型だけやってみてくれ。その後もう一度時透も壱の型をやってみろ。2人の違いを見比べる。」

実「だろ?そこらの雑魚隊士よりよっぽど使えるほどになっちまったんだよ。この数日で。で、壱の型だっけか?
壱の型 塵旋風・削ぎ!」



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