• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



 『あー!さねみ兄またこんなにけがしてる!もーねぇねのおくすりもぬってないでしょ?ダメだよ。キズがのこるし、ひどくなっちゃう。しょうがないから私がなおしてあげるね。うーん。どうやってなおそうかな?急がなくていいし、
もっと早く出来るようになりたいから、反転術式にしようかな?それか…』

実「ま待って!気持ちは嬉しいんだが、あいつ等にはまだお前の色んな能力の事話してねぇんだ。覚えてねぇと思うが前に1度、お前の能力で俺の傷を治してもらった事があんだ。そん時古傷まで全て治して消しちまったから、後で俺の姿を見た奴らに誤魔化すのが大変だったんだよ。勿論感謝してるぞ!それにお館様にもまだ口止めされてんだよ。後でちゃんと蝶屋敷行って薬もらうから。な?今は抑えてくれェ。」


絢蘭はまったく納得してねぇ顔してやがるが、練習する程の能力を使うのは諦めてくれた様だァ。
絢蘭には悪ぃが、ここで何かしらの能力を使っちまったらめんどくせぇ事になる。
あくまで、今日は顔合わせだ。
すでに多少能力を使っちまってるから、これ以上柱達の興味をひかねぇ様にしなきゃなんねェ。
まじで能力を使った相手が悲鳴嶼さんと伊黒でよかったわ。
俺の怪我のせいでこいつが能力を使ったってなったら、ぜってぇ胡蝶に説教される。


 『うーん?私の力のことまだ知られちゃいけないの?前になおしたことがあったんだね。ぜんぜんおぼえてないけど、全部なおさなきゃいいってこと?さねみ兄ぜったいおくすりとりにこないもん。そうだ!さいきんかげんが出来るようになったのがあるからそれにするね!うでちょっとかしてね!ちゅ。』


俺の話を全て理解出来なかったみてぇだァ。
静止の声をを聞かずに、傷が残る腕をとり口付けを落としちまった。
その瞬間さっきまでうるせぇぐらいだったのに、一瞬で辺りが静まり返った。
そして柱達の視線一気に集める事になっちまった。


天「おいおい不死川。(ニヤニヤ)いつから年下好きになったんだ。そこの嬢ちゃんが可愛いからってさっきから地味に見せつけてたのに、堂々と派手な事させるとはなぁ。」


あぁめんどくせぇ事になってきた。
宇随の野郎ぜってぇ分かっててわざと面白がってんなァ。
それを素直に受け取っちまう奴もいんのに。


杏「確かに絢蘭は可愛らしい女子だ。不死川の気持ちも分かるぞ。」
/ 444ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp