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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



小「…そうか。俺からしたらお前の方が俺よりずっと優しくて暖かい心を持ったやつだ。その硝子の様に透き通った瞳だって綺麗だ。甘露寺もお前達を気に入った様だし、俺も協力しよう。何かあれば何でも言うといい。鏑丸もお前を気に入った様だしな。」

 『ありがとう!いぐろお兄ちゃん!かぶらまるくんもね。これからむいといっしょによろしくお願いします。…あとみつりお姉ちゃんありがとう。……よろしく…ね。』

蜜「うん!(尊すぎてキュンとするわ!)私なら女の子の戦い方を教えてあげられと思うの。これから一緒に頑張りましょ!そしてもっともっと仲良くなりたいわ!」


まだ甘露寺に対してはぎこちねぇが、充分すぎる。
初対面の奴に自ら願いを言えたんだからよォ。









この時伊黒が滅多に見せない優しい笑顔を、絢蘭達に見せてたとは知らなかった。



行「では、次は私からにしよう。本来なら年長者の私から挨拶するのが筋だが、私の体格では怖がらせてしまっただろう。甘露寺達が先で正解だった様だ。」


次は悲鳴嶼さんの様だなァ。
悲鳴嶼さんは俺が唯一尊敬している最強の柱だ。


行「私は悲鳴嶼行冥という者だ。岩柱を務めている。柱の中で最年長でもある。だからどんな些細な困り事でも良いから相談に来なさい。まぁ、この状況に慣れ私達とゆっくり親睦を深められてからでいい。それか胡蝶や不死川や富岡を通じてでも良い。幼きお前達が鬼殺隊に入るということは、酷く辛く悲しい思いをしたのだろう。詳しい話はお館様から説明を戴けるであろう。お館様が認めているのなら私も力になろう。」

絢蘭自身そこまで警戒をしてはいねぇ様だが、ありゃ理解出来ていねぇなァ。
しかし悲鳴嶼さんの低音で安心する声。
そして付いて行きたいと思える風格。
他人を心から敬れる慈悲深さ。
流石現代最強の柱だ。

悲鳴嶼の凄さを再確認していたら、また絢蘭行動を起こしていた。


 『…お兄さんもかなしくてつらい事があったんだね。かってにのぞいてごめんなさい。でもね、さいごまでまもった子は本当はありがとうとごめんなさいって言いたかったみたい。あの時はびっくりしてまちがえちゃったんだよ。あんなひどい事言ってこうかいしてる。でもすごいね。あんな事があって命もあぶなかったのに、今はたくさんの人をすくってる。かっこいいねぇ。』
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