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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達


実弥サイド

実「胡蝶それに絢蘭達もきたかァ。お前ら静かにしろよ。」


他の柱の連中に質問攻めに合って早くも疲れが出てきたが、胡蝶の声に一斉に視線が胡蝶達に向いた。
正直助かったァ。
だが絢蘭の様子を見れば、顔に警戒と不安が現れている。
ここまでくるのにも相当勇気をだしたことだろう。
すぐ駆けつけて頭を撫でて褒めてやりてぇが、こいつらが邪魔で行けねェ。


し「遅れてしまい申し訳ありません。ですがまず、過度な質問接触は彼女達が警戒しない範囲でお願いします。ありえないと信じてますが、この子達を少しでも傷つけたら例え皆さんでも、私達が許しませんのでご注意くださいね。」


おぉ…。
笑顔なのに寒気をがするぜ。
まぁ確かにあいつ等に何かしてみ様なら俺がぶち切れ、胡蝶の長い説教が始まるだろうよ。
冨岡は...知らねぇが。


し「不死川さんや冨岡さんから説明があったかと思いますが、それではご紹介しますね。こちらが時透無一郎君です。13歳になります。お隣が時透絢蘭ちゃんです。彼女は11歳です。さぁ2人とも挨拶できますか?」

無「…時透無一郎です。……よろしくお願いします。」

 『………。』

し「絢蘭ちゃん。大丈夫ですよ。誰も取って食ったりしませんし、私はずっとここにいますよ。お名前だけでもいいので言えますか?」

天「おいおい胡蝶。随分ひでぇ扱いだな。俺様た…」

し「宇随さん。」

天「な、何でもねぇよ。」

し「うるさい人もいますが、人としてはしっかりした方ばかりなので大丈夫ですよ。頑張って少しずつ慣れていきましょうね。私の後ろに隠れたままでいいので、少しお顔をだして頑張ってお名前言ってみましょうか。」


さっきまでは胡蝶の横にピッタリくっ付いてたようだが、宇随の声に驚いて手を繋いだまま引っ張って絢蘭は胡蝶の後ろに隠れちまった。
ったく宇随の奴おめぇみたいなでかいのが急に喋りだしたら余計警戒しちまっただろうがァ。
無一郎は多少警戒している様だが問題はなさそうだ。


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