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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達


しのぶサイド


お館様に絢蘭ちゃんの稽古の進捗状況や、今後の人との関わりについてご相談させていただき、柱の皆さんにご協力いただく許可をお願いしました。

早速今日柱の皆さんに2人が初めて対面するのですが、少し不安です。
2人の詳しい事情は最終選抜後にお館様からお話しされるようで、簡単にしか説明できないのです。
まぁ今頃不死川さんが頑張って集まった柱の方に説明してくれていると思います。
冨岡さんも一応先に行っていると思いますが、口下手の方です。
期待は出来ませんし、何せ不死川さんが嫌っている様なので…。
後で私からも簡単に説明しましょう。


し「おはようございます絢蘭ちゃんに無一郎君。昨晩はよく眠れましたか?」

 『おはよー。ねぇね。うん!寝れたよ。』

無「おはようございます。いつも通りです。」

し「そうですか。さて今日は、昨日お話しした柱の皆さんにこれから会いに行きます。そろそろ集まり始めていると思うので、これから向かいますが大丈夫そうですか?」

 無『「???」』


あらあら2人同じ方向に首を傾げて可愛らしいですが、この様子だと昨日説明したことを忘れてしまっているようですね。
まぁ仕方がないですね。
こうなる事はわかっていましたし。


し「昨日もお話ししましたが、もう一度説明しますね。今日これから会いに行く方達は”柱”と呼ばれる人達です。鬼殺隊の位の中で一番上にいる8名の強い剣士の事です。その中には私や不死川さん、冨岡さんも含まれています。ちなみに私は”蟲柱”と呼ばれています。あとの2人は不死川さんは”風柱”、冨岡さんは”水柱“と呼ばれいます。他の皆さんにも使用する呼吸によってそれぞれ違う呼ばれ方をしています。ここまではいいですか?」

  無『「うん/はい。」』

し「では続けますね。現在2人とも鬼殺隊に入るため、私と不死川さんに稽古をつけてもらっていますよね。2人が頑張り屋さんで予想以上に成長しています。私達だけでは教えられることも限らてきました。そこで私達と同じ柱の皆さんに2人の稽古をつけてもらおうと思っています。いきなりとはいきませんが、まずは皆さんに2人を紹介します。それが今日の目的です。大丈夫そうですか?」

無「分かりました。」

 『…うん。』


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