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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第17章 9. 同じ志持つ者達



実「そうだなァ。こいつも俺以外とやる事でなんか刺激になるかもしれねぇなァ。こいつ等はそこら辺の奴とは格がちげぇし。
お館様なら承諾して下さるだろう。あいつなんか喜んで引き受けそうだァ。特に煉獄と甘露寺あたりが。そうすれば俺も絢蘭と手合わせできるしなァ。つうか冨岡は何やがってんだァ?」

し「そうですね。あの方たちなら安心してお願いできますし。そろそろ私達以外との交流も必要だと思います。早速お館様の意見を伺っておきます。特に絢蘭ちゃんは警戒心が強いですしね。無一郎君はそこまでないので、彼が他の人と手合わせすることで絢蘭ちゃんの警戒心も少しはとけると思います。」

実「そりゃそうだ。今は妹の様に懐いてくれっけど、俺も最初は絢蘭に警戒去れまくったもんな。あの頃よりはましにはなっているが、柱のやつらで人付き合いの練習も必要だなァ。あいつ等のことを覚えるより剣の腕が上がる方がさきだろうけどよ。」


自分の事を思い出したのか、少し気まずい実弥は自分の頭を書きながら仲良く話している絢蘭と無一郎の方に目線を向けた。
しのぶも当時を思い出したのかフフと思い出し笑いした後、2人を実弥に任せて早速お館様の元に足を進めた。



あ「蟲柱様がお見えになりました。」

耀「入っておいで。」

し「失礼致します。お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。」

耀「ありがとうしのぶ。今日はあの子達の事かな?2人とも
毎日稽古を頑張っているようだね。しのぶと実弥と義勇の指導のおかげだね。」

し「私どもは呼吸の型と剣の振り方を教えただけです。あの子達が日々弱音を吐かず、非常に教えがいがあると不死川さんも仰っていました。特に絢蘭ちゃんの成長は著しく、1日で花の呼吸の型を習得した時は驚きました。」

耀「流石は”狗巻凛”の生まれ変わりと、始まりの呼吸の剣士の子孫といったところかな。絢蘭の能力は文献だけではわからない事もあるからね。これからさらに力をつけるだろう。それでそろそろ他の柱の子達と会わせたいのだね。」

し「はい。彼女はすでに己程の実力があります。私ではこれ以上出来る事がありません。他の方々と手合わせする事でさらに幅を広げ、且人との交流の練習をさせて頂きたいと思っております。」

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