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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…



どうやってあの輪に入ろうか考えていたら、絢蘭と目が合った。
涙目になってまるで助けを求めているかのように…。
ってそりゃそうだ。
緊張の中自己紹介が終わったと思ったら、一瞬の沈黙後には得体の知らない奴らにもみくちゃにされるんだから。
皆の気持ちも分かるけどここで困らせて怖がらせたら意味がないだろ。
俺が止めなくちゃ!


棘「おか…」

恵「先輩達に先生。絢蘭が困ってます。そして無一郎がキレそうです。それに先に進みません。」


あ…。
また先を越された…。
はぁー…。
まぁ絢蘭が解放されたし、無一郎がキレなくてよかった事にしよう。


悟「メンゴメンゴ。つい絢蘭の立派な姿に感動しちゃって。それに緊張してる姿が可愛すぎて。」

恵「…親バカか。」

悟「さてお遊びはこれくらいにして、君達これからは困らせない程度に2人と仲良くしてあげて。」

4人「(お前が言うな!)」

悟「絢蘭恵に無一郎とここら辺案内してもらってきな。恵。5分ぐらいたったら戻ってきてね。よろしく。」

恵「分かりました。」


ん?
絢蘭が強いらしいってことしか事前にしらされていなかったんだけど、そんなにヤバい術式を使えるのか?
それとも吸い込まれそうなほど透き通った瞳の事?
さっき彼女が言って”万華鏡の姫君”って一体なんだ?


悟「よし。今のうちに2人の事や能力について簡単に説明しちゃうね。特に絢蘭を怖がらせないように恵に連れ出してもらったんだよ。これから話す事は一応秘密ね。特に絢蘭能力は欲しがる連中は山ほどいる。今後命を狙われる事も十分あり得る。まぁ彼女の方が強いから、僕と同等かそれ以上の呪詛師が現れない限り大丈夫。だけどあの子は信じられないぐらい優しい子で、自分の事より絶対他人を優先させちゃうのよ。だから今後絢蘭と任務に着いた時は用心してほしんだ。高専や僕がいる時は大丈夫だけど。任務の時僕が一緒にいてあげられる事はまずないから。だって彼女特級だし。僕と同じ術式使えるのに加え、恵の十種影法術式や学長の呪骸の術式も、短時間で自分のものにしちゃう天才だからね。十種影法術はもう十種完成しているし、さっき無一郎の面接中に3体の話す呪霊作っちゃうし。もう僕でも予想外過ぎて大変。あの”瞳”の力が関係している。」
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