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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…



恵「大丈夫。先輩たち見た目とか口調が強い人もいるけど、皆優しい人たちで怖くないから。俺も無一郎も一応先生も傍にいる。この人達はお前の事絶対悪く言わないから。ほら。反対の手握ってやるから前出てこれるか?」


人と話すのが怖いのか?
ちなみに兄の手を握り締めて、先生の後ろに隠れているので、俺達はまだ彼女の腕しか見ていない。
けど色白で細くてきれいな腕…って俺は何考えてんだ!
過去に訳アリって感じだな。
出来るだけ優しく接してあげないと。
そんな事を考えていたのに次の瞬間そんな事を忘れてしまうほどの衝撃が俺を襲う。


 『…うん。ありがとうめぐみ。まだちょっとこわいのときんちょうがあるから手にぎってて?」


凛と透き通った声に鼓動が速まっていく。
少しずつ見せた容姿はまだ幼さが目立つが、ストレートヘアで俺と同じ色の髪の先が、兄と同じ色になっている。
何より目を奪われたのは、透き通り光り輝く透明できれいな瞳。
この瞳が不思議な魅力をだしていると感じた。
そして彼女から何故か目が離せなくなっていた…。

 『…えっと。時透絢蘭です。年は11さいです。…なんでかは分からないけど、”万華鏡の姫君”だっけ?その人の生まれかわりらしいです。じゅつしきはさとると同じのをつかえます。たしかめぐみのも?後さっき学長せんせいのも使えるようになったみたいです。わたしはせんぞがやり残したことを終わらせるために呪術師になろうとおもいました。わたしもきおくしておくことがにがてで、次にあった時もしかしたら忘れてるかもしれないです。だけどがんばって覚えるので何回同じ事聞かれてもあきれずに答えてくれるとうれしいです。めいわくたくさんかけますが、よろしくおねがいします。』

3人「・・・。」

 『あれ?…わたしへんなこと言ったな?やっぱりこの目がきもちわるい…』ボスッ

真「わー!なんつう可愛い顔してんだよお前!私の妹にしたいわ。」

パ「真希、お前には一応妹居るだろ?そんなことより絢蘭だっけか?マジ可愛いな。おまえだったらいつでもモフモフしていいぞ!」

真「やめろ変態パンダ!絢蘭が汚れる。動物園に返すぞ。」

悟「よしよし。頑張ったね絢蘭。後でご褒美あげなきゃ。何がいい?」


あ…。
完全に出遅れた。
絢蘭っていうのか。
名前も可愛い…。

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