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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…


棘サイド

今日も俺は呪術高専に通っている。
一応毎日通っているがほぼ自主練メイン。
任務が入らない限り暇だ。
五条先生は忙しくてあまり教室に来ないし、来ても真面目な授業なんて数える程しかないと思う。
たまに課外授業って言って先生の任務を手伝わされる事もあるけど。
でも今日はそこまで暇そうではなさそうだ。


パ「あー。確か今日だったよな。悟が見つけた秘蔵っ子を連れてくるって言ってたの。」

棘「しゃけ。(そうだよ。)」

真「あいつが毎日にやけながらめっちゃ可愛いなどめっちゃ強いなど鼻の下伸ばして言っていた奴の事か。あの変態マジで連れてきたのかよ。はぁーめんどくせぇ。」

パ「まぁそんなカリカリするなよ真希。一応後輩になるんだから。」

棘「おかか。(真希先入感でめんどくさがっちゃダメ。)」

真「わーかってるよ。しゃーねぇなぁ。」

パ「確か兄妹でここにはいるんだよな?どんな奴らだろうな。」

棘「ツナマヨ。(めっちゃ気になるいい奴らないいなぁ。)」

真「ま、どんな奴だろうと私が扱き倒してやる。」

パ「ほどほどにな。てか逆にやられ返されるかもよ真希。悟曰く強いらしいからな。」

棘「こんぶ(そうそう。舐めてたら痛い目にあうかもよ。)」

真「言ってろ。」


今一年は俺を含め3人。
元々呪力をもって戦おうとする人は少ないから、どの学年もこんなもんだ。
俺たちの学年の特殊なやつの集まりだと思っている。
俺もその一人。
俺は呪言師である。
呪言とは呪力を込めた言霊を放つ術式だ。
例えば俺が対象に”とまれ”と言い放てば、それを聞いた対象は止まり一時的に身動きがとれなくなる。
狗巻家相伝の術式で俺は狗巻家の末柄だ。
ただ呪言で言い放てば必ずそうなるわけではない。
あまり強烈な言葉、たとえば”しね”だとかは大きな反動が帰ってきて最悪俺も死ぬ可能性がある。
あと対象とのレベルの差で呪言の効く時間や喉へ負担が異なる。
一番厄介なのは日常生活を普通には遅れない事だ。
俺は子供の頃呪うつもりがなかったのに友達を呪ってし、あったことが多々あった。
そのせいで独りぼっちの学生生活を送っていた。
でも高専に来て、こんな俺受け入れてくれた友達が出来た。
今度こそ友達を傷つけないように俺は、普段おにぎりの具のみで会話するようにしたんだ。最初は言いたいことが伝わらなくて大変だったけどね。
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