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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…



悟「なるほどね。今彼女は浄化に近い事をやったんだ。あの銀箔が舞う光に触れる浄化される。それをうまくコントロールしているね。完全に浄化しちゃったら人形は全く動けない、本当のただの人形になっちゃうからね。いい機会だから2人も知っておいた方がいいよ。浄化というのは呪力や呪いの根源であるマイナスのエネルギーを、プラスのエネルギーに変え浄化させて呪霊ではなくなる唯一の術式。普段僕達が呪力を使って払っているのとは真逆な事でもあるね。いやーでも浄化まで出来るなんて思ってもいなかったよ。本人はそんな自覚無いんだろうけど。」


浄化…。
なんだか絢蘭らしいとおもった。
心の澄んだやさしい絢蘭だからきっと出来るんだな。
感心していたらおじさんが絢蘭の近くまでやって来たていた。


夜「まさかここまでとは…。すまないな絢蘭。ちょっとためさせてもらったんだ。君が本当に悟と同じ術式を使えるかどうかを。それが攻撃せずにまさか懐かせてしまうとはな。こちらの自己紹介が遅れたな。この都立呪術専門学校の学長の夜蛾だ。君を歓迎するよ絢蘭。」

 『…ありがとうございます?それよりこの子たちなんでうごくの?呪力があるのはわかったんだけど。学長先生の呪い?あそこにいる子たちもうごくのかな?』

夜「流石”十二眼”の持ち主だ。呪骸と言って君の言う通り私の呪いが籠められることで動く。私はこの術式を使うのだ。
もちろん後ろの人形達も動くぞ。よかったら遊んでもいいぞ。」

 『すごいがくちょう先生!いいなわたしもつくれたらいいなぁなんて。うん!あそんでくる。みんないこ!』

悟「そうだ絢蘭。これから無一郎が学長に何言われても絶対怒って邪魔しちゃだめだよ。これは面接というなの試験だから我慢して?」

 『…うん。…わかった。むいがんばってね!』


遊んでい言われた瞬間可愛らしい笑顔だったのに、僕の試験の内容が出た途端しょんぼりして納得して顔している。
そんな顔も可愛いんだけどね。
この短時間でこのおじさん…じゃなかった学長はただ者じゃないっていう事はわかった。
何としても合格してやる。

いつの間にか学長も最初にいた位置に戻っていた。

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