万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第15章 7.運命の出会いの始まり…
悟「お!かくれんぼはお終いかな?ずっと僕の後ろに隠れてかわいかったのい。それは置いといて、あの強面で人形作っている人がさっき言った夜蛾学長だよ。怖いのは見た目だけだから怖がらなくて大丈夫だよ絢蘭。」
夜「……その子が?」
悟「そうです。以前任務地で偶然見つけて保護した”万華鏡の姫君”の生まれ変わりです。澄んだ硝子の様な瞳はまさに”十二眼”そのもの。学長だってご存じのはずです。術式も無下限術式に加え反転術式、さらに特殊な結界を使用。僕の家にあった文献通り。まぎれもなくこの子だと断言できます。ただ一点違うのは…。学長もお気づきだと思いますが、このことについては後ほど。さて絢蘭自己紹介出来るかい?」
『…ときとう絢蘭です。…よろしくおねがいします。』
夜「悟の報告の通りの容姿と呪力量だな。確かに瞳も文献通り。…ふむ。」
シュッ‼
恵・無「「!!」」
おじさんの後ろにあった人形が何匹かが絢蘭に向かって攻撃をしようと向かってきた。
なんで人形が動くかわけわからなかったけど咄嗟に庇おうとした。
悟「無一郎。絢蘭なら大丈夫だから。」
五条さんに止められた。
確かに絢蘭が人形ごときにやられるわけないけど。
『わぁ!お人形さんがいっぱいくる!あそびたいのかな?でもそんなにいそいだらあぶないよ?」
そう言って5体の人形を片手で寸前の所で止めて見せた。
絢蘭や五条先生の術式の無限が発動してるみたい。
それだけでは終わらなかった。
『どうしたのみんな?じたばたして。ちょっとおちつこ?せっかくだったら楽しく遊びたいでしょ?そうだ!呪力をかんぜんに消さないていどにすこしだけね。…”輝きの道標”。』
絢蘭がしゃがみ何か唱えると、周辺だけ硝子の粒子のような光がゆっくり降り注いでいた。
次第に絢蘭に届かず、じたばたしていた人形たちが大人しくなっていき、今度は甘える様に絢蘭にくっついていた。
僕には何が起きたのか全く分からなかったけど恵その様で少し安心した事は秘密にしておこう。