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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…


無一郎サイド

今日は五条さんが働いている学校にきたらしい。
とういか五条さんって先生だったんだ。
まぁどうでもいいけど。
この学校に入って呪術の事を学ぶみたいだ。
正直呪術師とかどうでもいいんだけど、怪しい世界に絢蘭だけを送るわけがない。
絢蘭のためだったら何でもやってやる。
そういうつもりだった。
幸い僕に呪力というものが一般の呪術師より多いらしい。
それでこっちにきて恵に出会って、初めて友達言うものが出来た。
それから最初はぼくが忘れないようになるまできっとたくさん呪需の事を教えてもらったと思う。
恵と組手をしたり、絢蘭の術式を改めて見て唖然としたり。
そしてなんとか刀を呪具として使える様になった時、実戦訓練があった。
僕も1体の呪霊を必死に祓ったんだ。
絢蘭が祓っているのとは比べられない程雑魚なのに、今の僕にはそれが精一杯だった。
だけどそんな弱い僕の事を絢蘭は見捨てずに心配し、褒めてくれる。
そんな絢蘭の兄として、一人の男して、せめて横に並んでも恥ずかしくないようにはなりたい。
強くなりたいと今は思っている。
だから今日ここにきているんだ。


悟「さぁ着いたよ。あの人が都立呪術専門学校の学長である夜蛾正道学長だよ。」

夜「遅いぞ悟。8分の遅刻だ。攻める程でもない遅刻をする癖直せと言ったハズだぞ。」


黒い眼鏡って言うんだっけ?
それをかけた怖い人がなんか可愛らしいものを作ってるんだけど…。
変な人だな。
この界隈の人達は黒い眼鏡をする決まりなのか?
絢蘭なんか怖がって僕の手を握って何故か五条さんの後ろに隠れちゃったじゃん。
なんか複雑なんだけど…。

悟「攻める程じゃないなら責めないでくださいよ。どーせ人形作ってんだからいいでしょ8分ぐらい。」

 『…おにんぎょう?』


人形って言葉に反応して絢蘭が僕の隣にきてくれた。
まだ怖いのか、くっついているけど全然かまわない。
あいつより僕にもっと甘えていいんだよ。




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