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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



 『プー君まずは雷網!続いて、放雷!うん。いい感じだね。』


動きを止めるために、黄クマの手からかみなりのあみでまずはつかまえる。
そして口からかみなりをはなって相手をしびれさせる。
こうすればあいてはこうげきできない。
まぁさせる気はないんだけど、今回は黄クマのちょうしをかくにんしたいからわざと長引かせているの。
守りせんように生み出したけどこのレベルならちゃんと戦えてるね。
めぐみの方も終わりそうだからこっちも終わらせなきゃ。


 『プー君決めるよ。”その矢に紙となる本来の姿を乗り移せ!火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)神雷光射!”』


プー君の必殺技。
私がじゅもんをとなえると、プー君がこくうんにかわり、雨やかみなりがなりひびくの。
そしてかなり勉強した”火雷大神”は、かみなりに対するおそれや、いなづまと共にもたらされる雨のめぐみに対する、古代日本人のしんこうから生まれた神と考えられているらしい。
その神さまがモチーフになっているの。
らいうがなりひびく中、プー君が金色の矢になって相手のきゅしょを打ち抜くんだ。
その矢がはなたれている時、神さまのざんぞうも見えるの!
って言っても私がかってにそうぞうした神さまだけど。
ずっと考えていて、うまく出来るのに時間かかっちゃった。
らいじゅうのような矢がじゅれいを付き抜けキレイに消えた。
うん。
初めての戦いでこれだけ上手くできればいいでしょ。
じゅれいをはらった矢は元のクマにもどるの。


 『プー君すごいよ!かんぺきにマスターしたね。むずかしいとっくんを、いっしょにがんばってくれてありがとう。」


うれしさからプー君におもいっきり抱きついちゃった。
プー君もうれしそうに私を持ち上げてくれたんだ。
しばらくプー君と遊んでいたら(ざこをはらっていた)めぐみも無事に格上をはらえたみたい。


悟「恵よくやった。今回の討伐で近いうちに3級から準2級に昇級するだろう。これから今みたいな奴らばっか相手をすることになるから稽古も厳しくするから覚悟しといて。今日はもう休んでいいよ。呪力空っぽだろうし。後は僕とけんらんで片づけるからさ。」

恵「はぁー…。はぁー…。分かりました。お願いします。」


完全にじゅりょくが空っぽになっちゃたみたいだね。
疲れてはいるだろうけど、あんないい表情は初めて見たよ。
お疲れ様めぐみ。
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