万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第14章 6.新しい友達
絢蘭サイド
私たちの前に2体のじゅれいがあらわれた。
今度のは2きゅうと1きゅうの強さだってさとるが言ってたよ。
1体ずつ”赫”ではらった方がいいかなぁ?
それとも2体同時にはらうには何がいいのかなぁ?
”茈”だとまだコントロール自信ないし、病院こわしちゃいそう。
うーん…。
恵「先生。2級の方俺に祓わせてください。無理はしないので。」
悟「いいよ。今の恵ならギリいけると思うし。僕もいるから安心してやってごらん。」
およ?
2きゅうの方はめぐみがやるみたい。
あいてはめぐみよりだんぜん格上だけど、さとるの言う通り今のめぐみならぜったい大丈夫。
だってこの1週間ずっとめぐみとむいといっしょにいたんだ。
どれだけ強くなったか、おたがいが一番知っているもん。
めぐみはてれやさんだけど、すごいやさしいんだよ。
玉犬たちの出し方も教えてくれたしね。
さてめぐみのじゃまにならないようにもう1匹こっちに来させないと。
『ほら!恵の邪魔になるでしょ!私が相手してあげるから”こっちに来て。”』
今日分かったことなんだけど、私がよぶとどんな状態でもじゅれいがこっちにくるんだよね。
じゅれいにかぎらず、さとるやむいたちにも少し強めに言うとまほうでもかかったように、私の言葉通りに動くんだよ。
なんでだろう?
後でさとるに聞いてみようっと。
恵「十種影法術 蝦蟇(がま)」
お!
かえる君たちのとうじょうだ。
あの子たち舌がないし、1回つかまると中々ぬけだせなくて大変だったよ。
あのじゅれいはみうごき取れないだろうね。
あのかえる君の他に羽が生えているのもいるんだよ。
恵「来い!大蛇(おろち)」
白ヘビ君もよび出したね。
大きいのにすばやいんだよねかれ。
白ヘビ君ではらうみたいだね。
さて私も始めよう。
『十種影法術 熊守《ゆうしゅ》黄出ておいで。』
この黄クマ君は玉犬たちとはちがって、もとからすごい大きいの。
3m以上はあるんじゃないかな?
この子ともう1体白クマちゃんがいるんだけど、この子たちは守り(バリア)の強さがすごいところなんだ。
もちろんこうげきも出来るよ。
つよいんだからびっくりしちょうよ!