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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



さっそく入口に雑魚の群れと2級相当の呪霊がお待ちかねだ。


悟「恵そっちの雑魚どもは任せたよ。手慣らしにちゃちゃっと片づけちゃって。絢蘭はそっち1体をお願いできるかな。このレベルだったら無下限術式は使わないで行こうか。無一郎、あれが呪霊だよ。人を平気で襲ってくるから僕達呪術師が払わなきゃいけないんだ。出来れば忘れずに覚えていてくれ。あとで君にも実戦経験してもうから、僕の隣でよく見ていて。あの雑魚1~2匹だったら任せても大丈夫だと思うけど。見るのも初めてだし、恵の術式はおもしろいからよく見てどう祓うかを学んでくれ。」

 『はーい。』

恵「分かりました。」


4級程度が集まっている。
5体か。
玉犬2匹で十分だな。

恵「十種影法術。玉犬白!黒!」


この術式で最初に使えるのは二匹の「玉犬」だけで、他の式神は術師自身が戦って調伏しなければ従える事が出来ない。
従わせるための調伏はタイマンでしか成立せず、複数人で倒しても式神として従えることが出来ない。
まだ俺は10種も重複できていない。
本来の使い手である俺よりも早く、絢蘭は10種調伏してみせた。
しかも戦って勝たないと調伏したことにならないのに、ほとんどは手名付けて調伏して見せた時には衝撃をうけた。
これも”万華鏡の姫君”の生まれ変わりの力なのか?
先生は満足そうにその様子を見て満足そうにしてったけな。
俺も負けてはいられない。
この訓練が終わったら新しい式神を調伏しよう。


 『じゃあわたしも!”十種影法術”玉犬、黒。黒夜(こくや)クンでばんだよ。』


俺の真似をしたのか、十種影法術を施したようだ。
しかも玉犬達に愛称をつけ、現れたらまず必ずじゃれている。
そこら辺は子供らしい。


 『今日ははじめてのじっせんだよ。がんばろうね。』


撫でながら気合を入れている様子は微笑ましくて可愛んだよな。
だけどこれから絢蘭の表情や口調が一気に変わる。
漂う空気さえも…。


 『随分舐めた表情するね君。私の黒夜を甘く見ないでよ。デビュー戦なのに君みたいのが相手なんて黒夜が可哀そうだな。君は5秒で祓える。出番が少なすぎだから特別にカッコいい黒夜を見せてあげる。黒夜、巨大狼化!』


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