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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



悟「ちょっとちょっと!皆若いんだからテンション上げてこうZ。」

無.恵「………。」

 『はーい!』

悟「ということで今日の日程発表しまーす!絢蘭と無一郎はこっちにいる最終日でしょ。高専に行って2人には学長の面談受けてもらうよ。ちょい面倒だけど頑張ってね。その後教え子達と交流しよう。でも高専いく前に実践訓練するよ。無一郎は呪霊討伐を見学してもらう。それと絢蘭の力を確認してもらうよ。余裕がありそうだったら祓ってもらおうか。この3日間で無一郎の身体能力の高さは確認できたし。」


悟は無一郎に日本刀の様な呪具を渡した。
無一郎は体術は恵にまだ劣るものの、剣術においては恵を上回っていたのだ。
始まりの呼吸の子孫であるためか、はたまた才能か。
この様子だと鬼殺隊に入隊するのも難しくないだろう。
そんな事も考えながら悟は無一郎の将来も楽しみになってきたのだった。
いずれは日輪刀に呪力を流して戦う形になると想定し、あえて日本刀の呪具を渡したのだ。


無「よく覚えていないけど絢蘭の力はちゃんと知りたい。僕も強くならなきゃ行けないし。」


無一郎は何の文句もなしに受け取った。
その時ほんの少し無一郎の目に強い光が射した。


悟「よし!今回の討伐は恵と絢蘭を中心にやってもらうよ。恵には少し格上の準2級までを相手してもらう。無理そうだったら僕がフォローするから、今の実力でどこまでいけるか試してごらん。絢蘭は複数の準2や2級以上の呪霊討伐をお願いしよう。さすがに特級は出てこないと思うけど、絢蘭なら余裕だと思う。ただ力を使いすぎないようにコントロールする事と、彼は絶対に出してはいけないよ。いいかい?」


絢蘭は恵相手では勝負にならず、悟が主に相手になっていた。
だがこの2人の訓練とはいえ、強力な結界が無ければ半径5キロ以上が何もない更地になってしまうほどだった。
そんな激しいぶつかり合いをしている絢蘭は顔色一つ変えずに、いつの間にか恵の”十種影法術”を完全取得しており、彼女版として作り出したようだ。
悟は予想以上の強さと成長に冷や汗をかいたとか。
そのため絢蘭には力の制御後半から教えていた。
今日はその成果とどんな状況でも冷静でいる事の訓練も含まれている。
そう。
有一郎を呼ばない訓練。
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