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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達


NOサイド

翌日から3日間体術の基本となる組み手が本格的に始まった。
絢蘭は流石である。
初めての組み手、さらに女の子でありながら恵を数秒で倒してしまったのだ。
恵自身は女の子相手だから手加減したと言ったが、その後の勝負も結果は同じだった。
現在絢蘭vs悟が始まり既に30分を過ぎている。


悟「ねぇ絢蘭ちゃん?君さ体術まで才能あるの?汗1つかいてないしさ。僕と同等に戦える人、人生で2人目だよ。何んでそんなに強いの?僕の記憶だと“狗巻凛“は体術は人並み程度だったはずだよ。」

 『えっ?そうなの?わたしはさっきさとるとめぐみが見せてくれたのをやってるだけだよ?』


さらっととんでもないことを言っている絢蘭だが、もちろん悟と恵の訓練はもっと優しいものである。
全力の恵に対し悟は自身の1割も力を出していなかった。
もちろん悟がこの家で6割以上の力を出すと、結界を張っているとはいえマンションが崩壊しかねない。
悟はこっそり冷や汗をかきつつ絢蘭の攻撃を交わしていく。
いくら本気を出していないとはいえ、一瞬の油断で負けるのは目に見えていた。
2人とも無下限を使えるため正式には防御戦の様になっていた。
もちろん絢蘭も5割程度しか力を出していない。
悟からの攻撃をしなやかに交わし、隙を本能的に伺っていた。

そんな2人の様子に恵は愕然と、無一郎は絢蘭の動きを一瞬たりとも身逃さないよういつに無く真剣に見ていた。
2人訓練はその後15分ほど続いて一先ず終わった。
そして恵対無一郎の訓練が始まった。
やはり恵の方が上手である様だ。

それから三日間無一郎中心の体術訓練が行われた。
絢蘭から手取り足取り教えられ、悟では組み手でボコボコにされながらも着々とコツを身につけていた。
無一郎も体術のセンスはある様だ。
三日目には恵から一本取れるようにまで成長していたのだ。
その様子を見て悟は次の行動に移すことにした。

こちらに来て5日目。
朝早くから3人を集めた悟。


悟「good morning!みんな元気かい?」

無「…うるさい。」

恵「なんであんたはそんなに朝からテンション高いんですか?」

 『はぁ〜わ。ねむいよ…。』

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