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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



僕もそう簡単に捕まらないように、無一郎を徹底的に鍛え上げる。
もちろん絢蘭の精神面も。
ただアイツが出てきたら厄介だ。
そう僕の親友だった夏油傑が。
あいつは等級呪術師か特級呪詛師へなり替わってしまった。
傑も僕の次強いからね。
それに絢蘭の存在にも気がついているだろう。
自分の物にしようとするだろう。
傑の性格を考えれば…。
まぁそんな事は僕がさせないけどね。
前に有一郎にも約束したし。
それとは別で絢蘭個人が本当に大丈夫なのか確かめて起きたいんだろう。


 『確かにゆうの言う通りだよ。最初はこの力を持っていた”狗巻凛”さんの未練を叶えてあげたい。私たち以上に辛い思いをしている人達を助けてあげたいって気持ちしかなかった。私なんかで力になれるんなら何だってするって。でもお父さん達にもっと自分を大切にしなさいって言われちゃったの。』


絢蘭は自分自身をあまり大切にしない傾向がある。
自分より誰かのために力を発揮するタイプだ。
ほんとに純粋だよ。


 『確かに私の持つ力と瞳は異常。悟も何回も命を狙われた言ってたもんね。でもね。もう守られるだけじゃ嫌なんだ。
私たちは何故か知らないけど人間に監禁された。何が目的かも知らない。あの時どんどん衰弱していくむいに呪力を渡したり人間に付けられた傷を治すことしか出来なかった。あの時に私の力事を詳しく知ってたらって後悔しかないの。もう二度と私の大切な家族傷つけないために私自身が傷つかないために私は強くなる必要がある。呪術師としてこの授かった呪力と術式、そしてこの十二眼を近いこなせるように悟に教えてもらう。本当はむいには呪術師にはなって欲しくなかったんだ。だけどきっとむいも同じ気持ちで呪術師になるってい言ってくれたんだと思うの。だったら兄弟2人で一緒につよくなって互い同士を守れるようになるよ。ゆうのことだって守りたい。だけど、私1人じゃ無理な時があるかもしれない。でも今は1人じゃない。むいも悟も恵もいる。もちろんゆうも。だからもし大切な誰かが、私のせいで捕まってしまったら全力で助けに行くよ。もちろんみんなでね。決して1人どうかしようなんて思わないって約束する。それは鬼殺隊でも同じ事。たとえ鬼舞辻に狙われていてもあっちにも頼りになる家族と仲間がいるから。信じてゆう。」

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