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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



恵「分かった。この先生が強いことは判ってるけど他は頼りないし自分勝手で俺もよく振り回されるから。絢蘭がそうならないように注意する。」


待て待て!
お館様との態度の差が凄いんだけど!
僕だって五条家の当主で最強の男だよ?
なのに目隠し野郎?
変人?
酷すぎじゃありませんか?
恵も恵で僕の事ディスってるし。
泣いていいかな僕…。


有「よろしく頼むよ。無一郎も一応警戒はしているみたいだけど、ご存じ通り記憶喪失だから。君ならしっかりしてそうだから安心できるよ。ところで絢蘭。確認したい事が
あるんだけどいいかな?」

 『うん。なぁに?』

有「絢蘭?ほんとに鬼殺隊と呪術師になるの?」


やっぱり気にしてたか。
あの時僕が何が何でも守るって言ったのに。
おっと?
絢蘭の空気が変わったな。
お館様の屋敷での時と同じだ。


 『うん。鬼殺隊に入るし、呪術師にもなるよ。ゆうにもまた迷惑かけちゃうとおもうけど。』

有「迷惑なんてかけられた事ないよ。ただ心配なんだ。お前の力のせいでただでさえ危ないのに、自らさらに危険に踏み込まなくてもいいんじゃないか?呪術師の方はまだ相手が呪霊だからいざとなれば俺が相手できる。一応そこの男もいるしな。ただ俺がいるせいで辛い思いをする事になる。それに封印が解かれのも時間の問題だし、絢蘭の瞳を狙ってくる呪詛師が必ず現れて絢蘭の命を狙ってくる。お前がそんな奴らに負けないのは分かっている。そうすると奴らが次に打つ手は無一郎を人質にとる事だ。あいつも呪術師になるんだろ?お前を守るためだと思うが、実力差は圧倒的に差がある。もし無一郎が人質に取られたらお前は冷静でいられるか?あいつの前だと俺も助けてやる事が出来ない。そこら辺の覚悟もちゃんとあるのか?ただ”万華鏡の姫君”の生まれ変わりだからやらなくちゃいけないってわけではないんだからな。」


お⁉
有一郎の空気もかわったな。
さっきまで甘々モードからお兄ちゃんモードに切り替わったな。
確かにこいつが言っている事は正しい。
呪力や十二眼の能力は僕より上だ。
だが、精神面はまだまだ劣る。
戦闘に関することになると落ち着いた話し方には変わっているが、無一郎を人質されたら今度こそ絢蘭の心が壊れるだろう。

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