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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達


悟サイド

いつ見てもあっかんだね。
特級過呪怨霊”時透有一郎“。
もの凄い呪力量だ。
ただでさえ絢蘭だって呪力多いのに、それに加えて彼の呪力。
余裕で僕の呪力量を超しちゃってるよ。
まぁ僕は無限で呪力作れるから、呪力が切れる事はないんだけどね。
って絢蘭も同じこと出来んじゃないの⁉
それにしても絢蘭に対しては、まるで精霊化の様な温かさを向けているのに、僕に対しては相変わらず手厳しいな。
きっと呪術師にさせる事や、記憶に関する事を話たのがお気に召して無い様だ。


有「絢蘭。こうやって会うのは久しぶりだね。でも安心していたよ。お館様達が絢蘭達を本当の家族の様にしてくれてるみたいで。ちょっと俺は寂しい気もすけど、ずっとお前の傍にいれるからな。無一郎も元気になったようで本当によかった。」

 『うん。おはなしはいつもできるけど、中々出してあげられなくてごめんね。ゆうだけさみしい思いさせちゃって。でも本当の家族でいちばんすきなのは、ゆうとむいだけだよ。ゆうもきょうりょくしてくれたからむいを助けられたんだよ。ありがとう。そうだ!ふしぐろめぐみくん。こうせんってところにいったら、どうきゅうせいになるんだって。さとるが会わせたいって言ったの。」

恵「…どうも。伏黒恵です。」


有一郎と絢蘭の所だけお花畑が出来てるよ!
絶対!
僕に対してあんな柔らかい態度とった事ないだろお前!
恵なんか驚きすぎて固まっちゃったじゃん。
異色のオーラに戸惑ってたら、急に呪霊とは思えないほど普通にほんわか絢蘭と話してるからね。
そりゃ初めて見る奴は絶対困惑するわな。
でも前会った時、僕への殺意半端なかったんだからね!


有「ふーん。こりゃどうも。俺は時透有一郎。絢蘭達の兄で、無一郎とはご覧通り双子だった元人間で今は怨霊化している。基本こいつに危害を加えないなら何もしないから安心してくれ。っていっても大体は絢蘭に止められちゃうけど。とにかくそこの目隠し野郎と違って、まともそうで安心した。なんかあったらこの野郎から絢蘭を守ってやってくれ。俺は基本的には絢蘭に呼ばれないと出てこれないし、出れなくとも呪霊や呪詛師からは守ってやれる。こいつみたいな変人からはどうしても守れないんだ。」

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