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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



悟「お姫様は力を使えば記憶を呼び出してくれるし、懐いてくれてるから早く覚えてもらえたんだよ。だけどお兄ちゃんは中々覚えてくれないし、覚えて思い出したと思ったら不機嫌なオーラめっちゃ送ってくるんだからね。だから恵もちゃんと自己紹介して。こういうのは初めが大事っていうし。敵意がなければ比較的早く覚えてもらえると思うから、印象に残る様にね!」

恵「はぁ…。伏黒恵。14歳。先生とは7歳の時からの付き合い。一応3級呪術師。よろしく。」

悟「もう恵ったら素っ気無さすぎだわ。まぁ徐々にお互いを知ってける様にがんばって。さてこちらの兄妹にも自己紹介してもらおう。まず無一郎出来るかい?名前と歳と誕生日。あと好きなもの、好きな食べ物とかなんでもいいんだけど…。」


少しの沈黙が流れた。


 『むいの番だって!』


先生の背後から可愛らしい声が聞こえてきた。
その声に気づくと兄貴が俺に視線を合わせてきた。


無「えーっと…。時透無一郎。誕生日は…いつだっけ?」

 『8月8日の13歳』

無「そうらしい。好きなものは絢蘭。後は…」

 『かみひこうきおるのとくいじゃん。あとふろふき大根大好きだよね』

無「…だって。よろしく。すぐ忘れちゃうと思うけど。」

悟「はい。時透無一郎君でした。絢蘭もありがとうね。絢蘭も自己紹介できる?」

無一郎は本当に自分の事を憶えてないっていうか興味が無い様だ。
ただ好きなものを即答で妹と言ったあたり相当のシスコンなのか?
さて今度は…
しかし名前を呼ばれ出てきた少女を見た瞬間、すべての時間がとまったかと思った。
透き通った肌をさらに美し見せるような、プラチナ色に輝く髪。
毛先が無一郎と同じくターコイズブルー。
スタイルも抜群でとても11歳に見えない妖艶さがある。
だけど顔立ちは可愛らしい。
何より彼女の瞳に全ての意識を持っていかれた。
硝子より透明で輝く透き通った瞳は全てを映し出してしまいそう。
どんな小さな光も反射して輝くダイヤモンドの様だ。
そっか。
だから”万華鏡の姫君”なんだ。
どこから見ても違うように光を反射る瞳。
正しくまんげきょうだなと感心してしまった。

そして俺は








































まだ何も知らない絢蘭に一目惚れした。
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