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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



絢蘭よりはるかに弱いことは判った。
だけど、今度は僕が何事からも守るって決めてたんだ。
鬼の始祖だろうが封印された化物だって絢蘭を狙うんなら僕が相手になる。
たとえ僕が死ぬとしても守り抜くんだ。


悟「そんな睨まないでよ。だから無一郎にも呪術師になってもらおうと思って。確かに君には術式はない。けど、呪力がものすごく多い。こんなに持ってる呪術師滅多にいない。術式がなくても、呪具に呪力を載せれば十分に呪術師としてやっていける。どうかな?聞けば君始まりの呼吸の剣士だっけ?その子孫にあたるみたいだし、刀を呪具として使えば才能出てすぐに2級呪術師になれると思うんだよ。もちろん呪術師になれば任務が入るんだけど、本来は階級に合わせた任務に当たるんだ。だけど2人は必ず同じ任務に当たれるようにするからどうか2人とも呪術高専に来てほしんだ。それに無一郎と同じくらいの子を預かっているんだ。いい刺激になる。絢蘭なら宿儺を倒せると思うし、高専にいれば絢蘭を狙ってくる奴から物理的にも空間的にも守れる。鬼殺隊の皆様は絶対では無い様だけど。」


また突拍子もないことを言い出したよこの人は。
せっかくの僕の決意が台無しだ。
呪力が普通の呪術師より多い?
確かに、絢蘭をあんな所で苦しませてしまった後悔。
懸命に僕を助けてくれようとしてくれているのに何も出来ない悔しさ。
誰かは知らないし、何のためかも知らないけど僕達をいや、絢蘭をあんな場所に置いていった奴らへ怒りで感情が埋め尽くされているせいか。
表には一切出してないんだけど五条さんにはバレバレってわけね。
でも本当に可能なら、僕は何だってやって見せる。
強くなれるんなら尚更だ。


耀「私達鬼殺隊は最初にも言ったように君たちの意思を尊重するよ。鬼殺隊に入らなくてもここが、君たちの家であり私たちが家族という事は変わらないからね。そして鬼舞辻からも必ず守るよ。ただ、君達が鬼殺隊に入隊してくれれば、鬼舞辻の打倒に大幅に近づくだろう。だからと言って絢蘭の力を勝手に利用してはならない。2人で決めて欲しい。どんな答えを出しても反対はしないよ。」

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