• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



悟も一応気を使えたようだ。
狗巻凛の詳しい死因や、死後200年毎に誕生してしまった同じ瞳を持った子供たちがどうなったのかを。
だが、絢蘭のことだから感づいていてもおかしくない。
無一郎にこれ以上の混乱を与えるのはまずいと考え、いつか聞かれた時に答えようとおもったのだ。


悟「まぁ、ちゃんと力の事を知って訓練したら僕なんか1年で抜かれるだろうけどね。さて、鬼殺隊と僕たちの話は一旦終わり。
何故この話をしたかというと、単刀直入に君達に呪術師になってもらいたい。」

無「えっ⁉僕も?僕にそんな力ないでしょ。」


一瞬驚いた表情をしたが、すぐにいつも通りに戻った。


悟「本当は絢蘭だけを呪術師にしようと思ったんだけど、それだと無一郎が絶対に許さないなと思ってさ。」

無「当たり前でしょ。」

悟「そんな睨まないでよ。だから無一郎にも呪術師になってもらおうと思って。確かに君には術式はない。けど、呪力がものすごく多い。こんなに持ってる呪術師滅多にいない。術式がなくても、呪具に呪力を載せれば十分に呪術師としてやっていける。どうかな?聞けば君始まりの呼吸の剣士だっけ?その子孫にあたるみたいだし、刀を呪具として使えば才能出てすぐに2級呪術師になれると思うんだよ。もちろん呪術師になれば任務が入るんだけど、本来は階級に合わせた任務に当たるんだ。だけど2人は必ず同じ任務に当たれるようにするからどうか2人とも呪術高専に来てほしんだ。それに無一郎と同じくらいの子を預かっているんだ。いい刺激になる。絢蘭なら宿儺を倒せると思うし、高専にいれば絢蘭を狙ってくる奴から物理的にも空間的にも守れる。鬼殺隊の皆様は絶対では無い様だけど。」


耀「私達鬼殺隊は最初にも言ったように君たちの意思を尊重するよ。鬼殺隊に入らなくてもここが、君たちの家であり私たちが家族という事は変わらないからね。そして鬼舞辻からも必ず守るよ。ただ、君達が鬼殺隊に入隊してくれれば、鬼舞辻の打倒に大幅に近づくだろう。だからと言って絢蘭の力を勝手に利用してはならない。2人で決めて欲しい。どんな答えを出しても反対はしないよ。」


耀哉は本当の我が子を愛でる様に2人の頭を優しくなでた。
絢蘭は撫でられながら、まっすぐ耀哉と悟をみつめていた。
どうやら答えは出ているようだ。
/ 462ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp