• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



耀「だけど鬼舞辻には逆効果になったようでね、人間時代の苦しみを糧に技から逃げ出したそうだ。逃げたといっても、とっさに1500に分裂したが500程しか残っていなかった。彼女は1つたりとも逃がさないよう、滅殺すために力を振り絞ったけどいくつかは逃がしてしまった様だ。だけど鬼舞辻を大人しくさせることができ、数百年は鬼の被害も少なかったようだ。だが彼女は、鬼舞辻を滅せなっかった事に責任を取り鬼殺隊をやめて姿を消してしまった。それから間もなく鬼舞辻が復活し、新たな力をつけるために何かを探し出した。その何かは、現時点でも不明なのだけどね。同時に”狗巻凛”の事も諦めていなかった。もちろん人間である彼女は鬼舞辻が復活した時にはすでにこの世にいなかった。
だが奴の中では確信があったのだろう。”万華鏡の姫君”がまた現れる事を。ほんとに執着深いやつだ。だが奴言う通り、”狗巻凛”が亡くなってから約千年たった今、彼女以上の力を持った子が誕生したんだ。鬼舞辻はすでに探し始めている。」


し「…まっまさか…この子が⁉。」

 『”私”の事だよね?お父さんいやお館様。私が”万華鏡の姫君”の生まれ変わりなんでしょ。むいに力を使って治療出来たことも、悟が僕より強くなるって言っていたことも。それに蝶屋敷でたまたま見た機能回復訓練だっけ?訓練とか全然分からないけど、何気なく遊びとして加わって葵ちゃんを捕まえた時は凄い驚かれたっけ。そのあとねぇねを呼んで身体能力?って言うのを調べたら、何故か全集中常中?っていうのが何故か完全に出来てるってねぇねが驚いてたね。この”狗巻凛”っていう人の話をしたのは、私に不思議な力があったり、鬼殺隊の人でも厳しいことを出来ちゃっただけじゃないでしょ?他にも確定的になる確証があるんでしょ?まぁ、お館様の目を見て大体は分かっているんだけどね。この”目”の力も関係あるみたいだし。どちらかというと悟の方に関係あるみたいだね。』


絢蘭はやはり重要な事や、戦闘に関わる事に関してはいつもの幼さがなく、相手の瞳から得た過去の記憶から推理し結論を出していた。

悟は絢蘭を見つけた当初から、彼女が”狗巻凛”の子孫で”万華鏡の姫君”の生まれ変わり、いやそれ以上の存在なると確信していた。
実際に力を目にしたときは想像をはるかに超え、さすがの悟でも驚いたほどだ。

/ 451ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp