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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



だが、知らない名を聞いただけで、ここまで頭痛がするのはおかしいと考える絢蘭。
きっと本当に伝えたいことは、これからなんだと感づく。
それが、この痛みと関係あるのだろう。
悟に教えてもらっている反転術式を自分にかけ、少しずつ痛みを和らげていく。


 『ふぅー。大丈夫だよお父さん。頭痛を治すのに苦労しちゃっただけ。悟の同級生の人にちゃんと教わらないとね。えっと”鬼舞辻無惨”って鬼の事は全く覚えていないけど、この痛みからするに会った事があるってとこかな。何故あったのに殺されもせず、鬼にもされなかったかには、理由があるんだよね。私は大丈夫だから全部教えてください。』


冷静な分析に今まで一度も聞いた事がない絢蘭の口調に耀哉以外が驚きを隠せない。
しかし彼女の目意思がしかっり写っていたため誰も止める事出来なかった。


耀「くれぐれも無茶はいけないよ。絢蘭が希望するから続けるね。ここからの話は、義勇やしのぶにも詳しく話してない話になる。どうか君たちの心に今は留めていてほしい。いずれ話す時が来る。実弥にもお願いしているんだけど、心苦しいとは思うが君達にもお願いできるかな。」

義し「「御意。」」

耀「では続けよう。我々鬼殺隊はここ何十年も、鬼舞辻どころか上弦の鬼との戦いで敗れてしまっているのが現状。しかし今から千年前と四百年前に鬼舞辻を先頭不能まで追い詰めた剣士がそんざいしたんだ。彼らは”始まりの呼吸”を生み出した”始まりの剣士”と書記にのこっている。呼吸についての説明は置いといて、今の鬼殺隊で使えあれているのが基本の呼吸と呼ばれているもの。岩・水・風・炎・雷の呼吸をもとに派生として誕生したのが、花・蛇・蟲・恋・霞の呼吸があるんだ。しかし始まりの呼吸はどの呼吸よりも威力速度攻撃範囲を大きくこえていて歴代最強の呼吸と呼ばれていたのだよ。
始まりの呼吸は、全部で3つ。まず四百年前に生まれた”日の呼吸”その派生とし”月の呼吸”がある。当時最強と言われ同じ呼吸を使うものは現れなかった。そして無惨を分裂体にするまで追い込んだ。そして無一郎。君は2つの呼吸を生み出した剣士の子孫だ。。」


無実義し「「「「!?」」」」


無一郎はもちろん、義勇もしのぶも初耳だった。
実弥も呼吸の存在は聞いていたが、そこまですごい事だとは思っていなかったようだ。
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