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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



耀哉「まず私たちの組織の話をしよう。私たちは人を喰らう鬼を滅する専門の剣士の集まり。それが鬼を滅する隊、鬼殺隊。ここにいる義勇・実弥・しのぶは”柱”と呼ばれる現鬼殺隊の中で最上位に力がある剣士だよ。柱は名の通り、強い鬼を滅するだけではなく、後輩の支援、夜間警備など鬼殺隊を支えてくれる頼もしい子供たちなんだ。この3にんは水・風・蟲柱として、他には、岩・音・炎・蛇・恋柱がいるんだ。定員は9名となっているが、現状8名で柱の任をこなしてくれているのだよ。鬼殺隊には階級があってね、下から癸・壬・辛・庚・己・戊・丁・丙・乙・甲に分けられている。皆最初は癸から始まり、鬼の討伐数や任務難易度により階級が上がっていくのだよ。甲が柱に昇格するには、鬼を50体以上倒すこと及び十二鬼月を一体倒すことが、条件になっている。だけど乙から丙に昇格できる剣士が少ないのが現状なんだ。階級が上がれば、その階級に合った任務が充てられる。つまり鬼もけがなしでは戦えないほど強く、最悪負けて命を落としてしまう。だから柱は常に欠員状態が続いてしまっている。」

 『すごーい!ねぇねも、実弥お兄ちゃんもすっごく強い人でえらい人なんだね!』

無「あなた達が人のために命を懸けて戦っている組織だと言事は何となく分かりました。そもそも鬼ってどこから生まれてくるんですか?鬼にも強さの序列があるみたいですけど。」


絢蘭はさっきのまでの緊張はどこへ行ったのか、しのぶと実弥の事を輝かした目で見つめている。
残念ながら義勇ことは忘れてしまっている様だ。
それもしょうがない。
このメンツの中ではあまり絢蘭の様子を見に来なかったし、来ても無言の時間が続いたのだから。
無一郎も昨日の記憶は無いと言って過言はない。
だが今日の異様な空気感に、いつもとは違って人の人数が多い事。
その事から、無一郎たちが此処にいる理由や此処、そもそも此処は何だ。
また回外なしくここに来る悟達が何者か、絢蘭を狙う理由は何のかはっきりするだろう。
最近は考える事に使っていない脳で一言一句を漏らさず聞く体制にはいった。

まず鬼殺隊は怪しくない。
鬼から人々から守っている。
何なら絢蘭達もたすけてくらいだ。
階級によって任務が違うという事に気になり、鬼へ疑問をぶつけた。
まさかそんな事になるとは思いもせずに。
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