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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



そう絢蘭に話しかけるしのぶは普段”ねぇね”と呼ばれる時の顔と声にもどっており、絢蘭は少し力を抜くことが出来たようだ。

まぁ悟はこの空気も気にせずに自由がままに過ごしているようだが…。
そんな悟の姿を見て、絢蘭もリラックスで来たようだから良しとしよう。


 「「お館様の御成りです」」


耀哉の2人娘の声が聞こえた途端、少し和んだ空気は一変し、柱たちは片膝を立て頭を垂れる。


耀「おはよう皆。今日もいい天気だね。」

し「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。」

耀「ありがとうしのぶ。実弥も義勇も忙しい中集まってくれてありがとう。五条殿と七海殿もこの会合に参加してくれることに感謝するよ。」

悟「僕だって絢蘭達の事は心配だし、早く無一郎に誤解を解いて欲しいからね。今日話すことで余計な刺激にならに事だけを願っているよ。」


心配と言いながら、早く話を進めたい悟。
何がんでも彼女をいや、彼女達を呪術師にしたいのだろう。


耀「そうだね。絢蘭、無一郎。これから君達特に絢蘭にかかわる大事な話をする。今この時だけ集中して聞いて欲しい。話の内容で不安になると思うが、私たちがついている。君たちがどんな道を選択をしても、私たちは家族だよ。そして鬼殺隊を全体で君たちを守ると誓うよ。」

無『「分かった/分かりました。」』


いつも通り耀哉が登場すると自然と空気が和む。
そして心が温まるような声で落ち着きを取り戻せた一行。
だが、絢蘭達の話になると口調がいつもと少し異なり真剣さが伝わる。
表情もいつも通りやさしい笑顔だがどこか鋭い眼差しを感じる。
絢蘭達も子供ながら、自分たちのために話すという事を理解し2人ともうなずいたのだ。


その様子に2人の覚悟を感じ取り、耀哉は一つ頷き周りを見渡した後ゆっくり話し始めた。


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