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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活


悟サイド

今日はお館様の御屋敷で、僕たち呪術師や鬼殺隊の事を絢蘭と無一郎に詳しく伝えるための会合みたいなものかな。
一番重要なのが、絢蘭が伝説に語られている”狗巻凛”の生まれかわりである事を伝え、理解してもらうこと。
もちろん2人にね。
胡蝶さんていうお姉さんの話によると、無一郎自身も絢蘭に特別な力がある事は分かっているみたいだけど。
そして近い将来呪術師になってもらうために僕の保護のもと、高専に入ってもらう!
これを説得せねばいけない。
絢蘭はすぐOKしてくれると思うんだけど…。
問題は兄貴の方なんだよな。
ほぼ毎日ぼくのお姫様に会お屋敷におじゃましてたんだけど。
あ!もちろんめんどい任務は人に任せてね。
今の僕にとって最重要事項はお姫様である彼女に会いに行く事だから!
それで4日目ぐらいだったかな?
いつもの様に絢蘭似合いそうなお土産を持って会いにいったら何と、無一郎が目を覚ましてたんだよね。
それで開口一番が
”誰?絢蘭が目的で来たみたいだけど、あんたみたいに怪しい人僕が許すわけない分かってるよね?”
って殺気と呪力バンバン当てられちゃって、絢蘭のおかげで何とか?落ち着いて?くれたんだよ。
七海には呆れたように溜息つかれるし。
僕まだ何にも話してもいないのに…。

それで次の日もまた次の日も同じ状態になって、そんなに僕の事忘れる?どちらかというと嫌っていうほど知っているひと多いんだけどなぁなんて思って聞けば2人とも記憶を失っているとのこと。
なるほどね。
最初から心を開いてくれたお姫様は僕を笑顔で迎えてくれたけど、無一郎からすれば、全く知らない超イケメンが可愛い妹が仲良くしているのが許せないってわけね。


七「いや、見た目もそうですが、怪しさしか感じない五条さんに警戒をするのは当たり前の防衛反応です。」


なんか七海が言ってるけど、僕は絢蘭をこちら側に連れてこれればOKなんだよね。
ただ絢蘭だけを連れてこようとしても、絶対”むいも一緒じゃないとヤダ”って言われそう。
そもそも無一郎が許してくれないっていうのはここ2.3日で分かったから、彼の説得は七海に任せよう。
何故か七海にはそんなに警戒して無い様だったし。

僕たちはお屋敷の中に案内され、彼女の下へ向かう。
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