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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



耀「無一郎。まずは目が覚めて本当に良かった。私は、この屋敷と鬼殺隊の現当主、産屋敷耀哉というものだよ。鬼殺隊当主と言っても、私は剣士たちが動きやすいよう支援しているだけでね。さて、目が覚めて見慣れない場所で困惑させてしまったね。ここは、私が信用している者しか入れないようになっている。君たちを狙う者も現れないし、もし怪しい者が周囲にいたとしても警備は厳重だからね。どうか安心してほしい。もちろん私達も君たちを純粋に保護したく動いた事を信じて欲しい。無一郎が心配している絢蘭の力の事はここにいる者と、君達を探してくれた子達しか知らない。私たちは、当然その力を借りようとは考えていない。本人や兄である君の気持を一番に尊重するよ。本当はもっと早く助け出せたら良かったのだけれども、時間が掛かってしまいすまなかったね。」


無条件でこの人は安心していいと思ってしまうのは何故だろうか。
それに絢蘭に不思議な力があったとしても、こんなすごい屋敷のお館様が保護する必要が本当にあるのだろか。
そもそも”鬼殺隊”って何だ?
率直な疑問をぶつけてみるか。
重たい体を正す。


無「今回は見ず知らずの僕たちを助けてもらってありがとうございます。おかげ、絢蘭も笑顔が少しずつもどってきています。ですが、なぜ”鬼殺隊“の当主である貴方が僕たちを助けてくれたのですか?そもそも鬼殺隊とは何ですか?絢蘭の力が目当てでは無いようですが、なら尚更何故と思います。それに先程”私たちは”と言ってましたが、別の誰かが絢蘭の力を利用しようとしてるんですか?」


正直に言いすぎたか?
だけど、絢蘭を守るためにもはっきりさせなきゃいけない。
守ら得てばかりではいられないからな。
もし”鬼殺隊”というのに入って絢蘭を守れるのなら、強くなって、鬼殺隊でもなんでも入ってやる!



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