• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



それからも絢蘭は毎日時間のある限り僕の傍にいてくれた。
まだ意識が完全に戻らなくても、その日に合ったっことなど沢山話してくれて、僕は安心と嬉しさがこみ上げると同時に早く目覚めて、絢蘭の顔が見たい、絢蘭と直接話したいという思いが強くなっていった。

ここに来て4日目の朝。
久々に瞼を開けることができた。
っと言っても、久々の明るい日差しに目がやられそうになったのは言うまでもない。
ようやく目が慣れ、頭をはっきり覚めてきたのを確認して今の状態確認した。
まず目に入ったのは、とんでもなく広くきれいな部屋。
絢蘭がお父さんと呼んでいた人、名前なんだったけ?
声が優しく落ち着く事は覚えているん覚えている…。
その人は一体どんだけ金持ちなんだ?
第一どうして僕たちを助けてくれたの?
僕と絢蘭の2人家族で、何故か汚れた洞窟っぽいところにいた。
何故かは全く思い出せない。
絢蘭が無事だったし、特に気にしてないからいいんだけど。
そんな僕らを助けて何になるの?
もちろん一銭もない。
けど、この屋敷を見る感じお金には一生困らなそう。
それにあの人から悪意は感じられなっかた。
寝ていたから完全とは言えないけど。 
絢蘭が来る時、聞き慣れない子供の声もあったから、きっとその人の子供のはず。
だから僕たちを養子に?とかは違う気がする。
考えても疑問が増えていくばかりでさっぱり解決しない。
まぁどっちにしろ本人に聞けばいいや。
もう少しで絢蘭が来る頃だろう。
お!足音が聞こえてきた。
4日でもだいぶ顔を見ていない気がするせいか、少し緊張してきた。
体何とか起こしてその時を待つ。
襖を開ける音が聞こえた。


 『おはよう!って⁉…むい?』

無「おはよう。絢蘭」


あらら、僕を見た瞬間固まっていたのに、僕が声をかけると可愛い瞳にどんどん涙が溜まっちゃた。


無「ごめんね。心配かけて。でも絢蘭のおかげで、だいぶ良くなったよ。僕を気にかけて毎日話し掛けてくれて嬉しかったよ。ありがとう。」


真っ先に伝えたかった事を伝えると、絢蘭は僕に思いっきり抱き着いてきて泣き出しちゃった。
まだ体力が戻ってないけど、何とか受け止めて背中を摩ってあげる。
なんだか懐かしい気持ちになった。


/ 462ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp