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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



でもオニっていうのは本当にひどいことばっかするんだね…。
さっき元気にあいさつしてくれた3人の女の子達。
かってに見ちゃったんだけど、あの子達のたいせつな人たちもおににおそわれたみたい。
それで、ねぇねが助けに行ったときにほごして、ここでお手伝いしながらくらしてる。
すっごくつらくて、かなしい思いをしたのに、えがおで人ためにがんばっている強い子達。
私もみならっていかなきゃ!


それからあおいちゃんとカナヲに会わせてもらった。
あおいちゃんはちょっとしゃべり方強かったけどめんどうみのいいお姉ちゃん。
お料理もじょうずで、ちりょうも出来るんだって。
やっぱりあおいちゃんも、大切な人をオニにころされちゃってきさつたいにはいったみたい。
でも、きょうふからたたかえなくなちゃって、ここでたいしさん達のためにがんばってる。
あおいちゃんは、自分の事を”恐怖から戦いに行けなくなった腰抜け”って思ってるみたいだけど、そんなことはない。
わたしが言うのはおかしいかもしれないけど、ここでたくさんのたいしさん達をたすけている。
それが、オニをたおして人を助けることにつながっているんだよ。
あおいちゃんがいなかったら、また戦いに行けなかった人はいっぱいいる。
だからそんなに自分をせめないでって、いつか伝えられたらいいな。

カナヲは静かでかんじょう?があんまりでないみたい。
ねぇねに言われるか、”銅貨”っていうのをなげてどうするか決めているみたい。
でも私とは話してくれてうれしかった。
さいしょは、お姉さんだし”カナヲちゃん”って呼んでたんだけど、”カナヲ”でいいって言ってくれたんだ!
本当に心をひらいた人にだけにしかはなさないんだって。
それは、目を見たときにまたみちゃったんだけど、ほかの人みたいにオニのせいじゃなかった。
小さい時から本当のお父さんとお母さんからひどいぼうりょくうけていて、ごはんもたべれさてくれなかったみたい。
そんな生活つづいたある時、かんじょうの糸が切れてなくことやわらうことすら出来なくなっちゃたの。
それでとうとう売られる事になった時、ねぇね達がぐうぜんほごしたの。
けどさいしょは、どんなじょうたいでも話せなかったみたい。
そこでカナヲに”銅貨”をわたして、これをなげてどうしたいか決めればいいって言われて、今も使ってるんだね。
ちょっと今の私ににてるかも。
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