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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活


絢蘭サイド

ねぇねにつれられて、しんさつしつの中に入った。
見たことない物でいっぱいでおどろきが止まんないよ。
キョロキョロしてたらねぇねに笑われちゃった。
なんでだろう?
まぁいっか。
ねぇねが本当のえがおを見せてくれたし。
ねぇねはいつもえがおだけど、本当にはわらっていないんだよ。
本当はすごくおこっているの。
お姉さんをころしたおにや、おにすべてに。


し「さて絢蘭ちゃん。いくつか質問、聞きたい事があります。わかることだけでいいので、無理に思い出さなくても大丈夫ですよ。では聞いていきますね。」

『うん。』


ねぇね表情がしんけんになって、少しきんちょうしてきちゃった。
さいしょになまえを聞かれて、その次はたんじょうびを聞かれたんだけど答えられなかった。
私っていつ生まれたんだろう?
でもむいのたんじょうびは、ちゃんとおぼえているよ!
8月8日で今13さいなんだよ。
私はなんさいだっけ?
うーん、分かんないけどいいよね。
それから家族の事やきのうの事を聞かれたよ。
あと、ここに来る前の事も聞かれた。
なぜかねぇねがつらそうにしてて。
わたしは、何にもおぼえてないからだいじょうぶだよ。
ただ、むいが日に日に弱っていくのはおぼえていて、元気にしてあげられなかったのがつらかったかな。
だけどねぇね達が助けてくれたから本当にだいじょうぶ。

ねぇねによると、私は”記憶喪失”っていうびょうき?らしい。
半日前の事もほぼわすれているみたい。
まったく気づかなかった…。
むかしの事をむいとゆうの事以外わすれているみたい。
私じしんの事も。
何かをきっかけに、思い出すかもしれないからあせらなくてだいじょうぶだって。
ただ、むいも同じ”記憶喪失”かもしれないらしい。
しんぱいだけど、むいは私の事はおぼえているらしいから、くわしくけんさしてみるって言ってたよ。
ほかにも、私の事で気になることがあるみたいだけど、それはまた今度だって言われちゃった。
何だろう?
私どこがへんなんだろう?
今はこまってないし、まぁいいや。

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