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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



 『おに?おそう?ばけもの?』

やはり覚えていない様ですね。
興味のある人物やでき事は2回ほどで覚えるのですが、この4日間に何度も鬼殺隊のしたのですが。
興味がないというか、わからない様で覚えられないみたいです。
有一郎君が暴走した時に、

“ねぇねやお兄ちゃん達みたいな強くてやさしい、鬼殺隊にいつか絶対なる。”

と言っていたのに、覚えていないんですね。
まぁ今の段階では、鬼に大切な人を奪われたことは忘れていた方が心のためかとも思いますし。


し「人には少しずつ慣れていきましょうね。それにここには、私が家族の様に思っている可愛らし子達がいますから、是非仲良くなってもらえれば嬉しいです。」

 『かぞく?』

し「はい。絢蘭ちゃんと同じ年頃の子や、まだ幼い子達が私のお手伝いをしてくれているんです。皆いい子ですから大丈夫。もちろん絢蘭ちゃんも家族だと思っていますし、頑張ってきたとてもいい子ですよ。」

 『うん!なかよくなれようにがんばる。』


あら。
ほんのり頬を赤く染めて可愛らしいですね。
私の継子のカナヲも、彼女に似た部分がありますからいい刺激になればと思っているんですよ。

そんな事を思いながら蝶屋敷の中に入ると、元気いっぱいの3人娘きよ・なほ・すみが出迎えてくれました。


き「しのぶ様お帰りなさいませ。」

な「お疲れ様です。しのぶ様。」

す「しのぶ様。そちらの方はどのたですか?」


あらあら。
元気いっぱいの3人娘の勢いに驚いたのか、私の後ろにかくれてしまいましたね。
いくら年下とはいえ、人と接触していなかったし記憶もないから無理ないですね。
ゆっくり慣れて貰いましょう。
この子達なら問題ないですしね。

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