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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第4章 4章 硝子に皹が入り始める


3人組が去って力が抜けて座り込んでしまった。

異変に気づいてゆうとむいが走ってきてくれる。





有「大丈夫か!絢蘭!」

無「どこか他に痛い場所あるのか?」

『ゆうとむいが守ってくれたから大丈夫。ちょっと力抜けちゃっただけだよ。』




そう言って2人を見る。

傷だらけでまた涙が出てくる。

私のせいで…。

泣きながら2人に思いっきり抱き付く。





『ごめんなさい。ごめんなさい。私のせいで2人とも傷だらけに…。ごめんなさい。』

有「泣くなって!兄ちゃんなんだから、可愛い妹を守るのは当然だろ?」

無「絢蘭だって僕達のこと守ろうとしてくれたじゃん。ありがとな!」

有「そうだぞ!それに怪我だってたいしたこと…って傷がなくなっている!?」

無「わ!何でだ?…。まさか絢蘭が!」

『本当だ…。よか…った。』



ゆうとむいの傷がきれいになってる。

よかった。

私の力が役にたったみたいだね。

おかしいな。

頭がボーッとして、瞼が思いよ。



有「おい!!しっかりしろ」

無「絢蘭!絢蘭!」

『…スー。』

有「気を失ってるみたいだ。俺が背負ってく早く帰ろう。」

無「頼んだ兄さん。帰ったら父さん達に相談しないと。」



誰かが私を背負って走ってくれてる?

揺れが心地よいな。

そこで完全に私は意識を落とした。

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