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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第4章 4章 硝子に皹が入り始める


やって来たの村の子供3人組。

ちょくちょく私をからかいに来る意地悪な子達。


子1「追いあれ見ろよ!!化け物が花見してるぞ。」

子2「わー。何人間様の真似してんだよ。」

子3「せっかくの花を枯らす気か?早く出ていけ化け物!」


化け物じゃないのに。

いつもいつも酷いよ。

落ち込んでると、


有「あんなの聞かなくていい。絢蘭はとても優しい俺達の妹だ!」

無「そうだよ。気にすること無いぞ。でもここは早く離れよう。」


そう言って手を差し出してくれる。

うん。と頷き手をとって逃げ出そうとしたら、石ころが飛んできた。


子1「やーい。化け物の癖に弱虫!」

子2「いっつも兄貴達に守れてばっかの弱虫!」

子3「化け物といるからお前らも化け物だ。化け物兄弟」


そう言いながらどんどん石を投げてくる。

私のことを悪く言うのは構わない。

構わないけど、


『ゆうとむいのことそんな風に呼ばないで!!』


涙を必死にこらえて言い返す。

ゆうとむいのこと悪く言うなんて許さないんだから。


有「俺達のことはいいから早く行くぞ」


そう言って歩く早さをあげる。

そんな中飛んでくる石から守るように囲んでくれる。


『痛っ!!』

無「大丈夫か?家まで我慢できるか?」



優しく心配してくれるむい。

2人方が怪我してるのに…。

涙が込み上げてくる。


子1「逃げんのか化け物?」

子2「さっきの威勢はどこ行った化け物!」

子3「というかお前ら、血繋がって 有「やめろ!」


ゆうが今まで見たこと無い顔で怒鳴り3人に向かっていく。


無「それ以上言ったら絶対に許さない!」

普段温厚なむいも険しい顔をして3人に向かっていく。


子1「な、ななんだ!や、やるのか??」


3人組はやや弱腰になるが、ゆうとむいは止まらない。

どうしよう、喧嘩になっちゃう。

ゆうとむいが怪我しちゃう。

ダメ、ダメ、ダメダメダメ…



『ダメー!!』ブオン。


思わず叫んじゃった。

眼を見開いたら3人組が尻餅着いて固まってる。

あれ?何が起きたの?

今の風みたいなの私が出したの?

しばらく固まってると、


子「「「本物の化け物だー!!」」」


と言いいながら逃げ帰った。

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