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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第12章 4.交渉



だが、動揺をみせないのが悟である。


悟「いやーお見事。もの凄い剣術だね。一回うちの生徒と手合わせしてほしいぐらいだよ。呪具使いの子がいてね、剣も使うんだ。女の子だけど信じられないぐらい身体能力が高くてね。
でもやめとこう。上の連中うるさそうだからね。でその”呼吸”だっけ?その技で鬼を退治していると。話には聞いたことはあるんだけど、本当に鬼がいるとはね。でもお兄さんの力量は本物だ。
相当強いと思うけど鬼にも強さがあるのかな。」

耀「理解してもらえて嬉しいよ。そうだね。人を2,3人喰らった鬼は新人隊士でも討伐できる。だけどね、鬼は人間を喰らえば喰らうほど強くなる。血気術という厄介な技を使う鬼もいる。その中でも十二鬼月と呼ばれる鬼は強さは各段に違う。鬼の強さに合った階級の隊士達に討伐してもらっているんだ。常に死と隣り合わせの状態で。そんな鬼たちを生み出した、鬼の始祖と呼ばれる鬼舞辻無惨を葬るのが、私たち鬼殺隊の悲願なんだよ。その鬼舞辻が絢蘭に接触し狙っていることが明確。それにあの子たちは凄い力を持っている。知っていると思うけれどあの子は、狗巻凛の生まれ変わり。その影響が強く、鬼舞辻がこれから絢蘭に執着が強まるはず。鬼殺隊に入れる事とは別にして、何としても守らなければならない。」


そう語る耀哉からはピリっとした空気が漂う。
そばに控える実弥からも”鬼舞辻”という名が出てから怒りと殺気を感じさせる。


悟「なるほどね…。鬼殺隊だけじゃなくて鬼にも階級があるんだ。そういえばこっちの説明がまだだったね。さっきのお姉さんたちには話したけど。まぁお館様なら知ってるかな。僕たち呪術師は呪霊という呪い討伐する専門家のこと。呪霊っていうのはね、人間の負の感情が集まり具現化した化け物。そいらにも下級があって上に上がるほど、知能を持ち人間の言葉を放つ奴もいる。雑魚たちは人間に危害を及ぼすことは少ないけどずる賢くなった奴らは平気で人間を襲う。そいつ等を倒すのが僕たち呪術師ってわけ。もちろん僕たちもいつ死んでもおかしくない。というと呪術師と鬼殺隊は似ているかも厄介な奴らを倒すってことは。でも鬼との大きな違いは呪霊は呪力を持つ者にしか見えないってことかな。たまに
普通の人間でも極度の恐怖状態だと見えちゃうみたいだけど。」

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