• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第12章 4.交渉


耀哉と実弥の微笑ましい様子が見れた一方、悟と七海はいや特に悟は困惑していた。
呪術師以外に強い人間。
しかも、生まれつき何も持っていない人間が、人間以上の力を出し平然としている事に。
もちろんその力は悟には劣るが、実弥が呼吸をした瞬間、彼の力量を把握したのだ。
その力は、呪術師で言えば準1級相当。
2割といってたが、本気を出せば1級を超えるだろうと。
呪術師は、大前提として呪力を持ち術式を使えないといけない。
そのため生まれつき術式を持っている呪術師が多い。
それから呪術師として成長するために、知識はもちろん訓練と経験を重ねて階級を上げていく。
しかし稀に例外が存在する。
天与呪縛(フィジカルギフテッド)を受けたものである。
例として、呪力を持たず呪霊も呪具を身に付けないと見えないが、その代わり超人並みの身体能力授かる者。
またこの逆で、生まれつき筋力や神経が弱い体を持つ代わりに広大な術式範囲と実力以上の呪力出力が出来る者がいる。
かれらは弱点を補うために、呪力を持つ呪具で戦闘したり、自信の代わりの傀儡を作り戦わせたりとしているのだ。
それぞれ自分に合った戦いをし呪霊を討伐している。

しかし実弥達鬼殺隊士は生まれ持って特別な力は持っていない。
呼吸を身に付けるところから始め、日々厳しい鍛錬を繰り返しそれぞれ型を習得し、最終選別を突破し始めて鬼殺隊士となるのだ。
それまでの修行期間は異なるが、平均して2~3年かかるだろう。
また、実弥のように最上位の柱に辿り着ける者は極僅かである。

呪術師と鬼殺隊。
それぞれ討伐対処が呪霊と鬼と異なり、当然討伐方法も異なる。
だが悟は鬼殺隊という組織への考え方変えたのは確かだ。
自分とは違う強さがあると。


/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp