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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所


絢蘭サイド

どれくらいぶりだろ?
こんなに安心して眠れたのは。
ここ1年はもちろん寝ている間も警戒していた。
その前も…。
あれ?
どうだったっけ?
思い出せない。
……。
まぁいっか。
にしてもゆうがまた勝手に出て来てさとるとケンカしてるみたい。
そろそろ止めないとゆうがあばれちゃう。


有「口では何とも言えるよね?こういう話するんなら、1つでも不安因子減らしてから来るのが普通じゃないの?それすら出来ずに絢蘭達を、連れていこうなんておかしな話だと思うけど。」

『…ゆう。落ち着いて。私達のために考えてくれてありがとう。』

有「!!。絢蘭!!。いつから起きてたの!?」


何で2人ともそんな驚いているの?
何故か七海さんまで。
ただ2人を止めようとしただけなんだけど…。


『ん?えーっと、さとるが教師?として強いじゅじゅつしを育ててるだっけ?そこら辺から目が覚めた、よく分からないけどゆうと悟がケンカしてるみたいだから止めなきゃって思って今起きたとこだよ。」


すごいよねさとるは。
1人でもすごい強いのに、さとると同じぐらいの人を育ててるなんて。
私もさとるに教えてもらえば、むいとそしてゆうを守れるぐらい強くなれるかな。


『ゆうが何でそんなにさとるを怒っているのかわからないけど、さとるは大丈夫だよ。信じれる。』

有「…なんですぐ信用出来るんだよ?」

『目だよ。目を見れば分かる。奥に隠れた本当のさとるを。悟は小さい時家の偉い人になって、世界を変える人になっちゃったんだよ。さとるの気持ちとは勝手に。それにさとるは小さい頃から命を狙われた。流石にさとるに勝てる人はいなかった。でも強いからこそ大切な友達を悪い人にしてしまった。その事をすごく気にしてる。明るく見えるけど、傷を負いながらも自分の思いを変えずに、先生をしているすごい人だよ。それにさとるも見えるから私達のこと誰よりも分かってくれるはずだよ。ゆうもほんとは分かってるでしょ?だってゆうも私と同じものが見えてるんだから。ね?』

悟「!!」

有「……。」


あれ?
さとるは驚いてるし、ゆうは黙っちゃった。
話しちゃいけなかったかな?
まぁいいや。
ゆうは疑り深いから1人でも多く信用できる人が出来て欲しいんだ。
ずっと私の中にいるからこそ。

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