万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第4章 4章 硝子に皹が入り始める
目的の桃の木に到着。
早速3人でお昼の準備をする。
実は今日のおにぎり私が握ったんだ!
お母さんと何度も練習してうまく出来たと思う。
多分。
『あのね!今日のおにぎり初めて私が握ったんだよ!』
有「へぇ上手い形になってるじゃん。」
無「うん。初めてに見えないよ。旨そうだ!」
そう言って2人同時におにぎりをパクと食べた。
どうかな?ちゃんと美味しく出来てるかな?
有無「・・・。」
『どうかな??』
有無「うめぇー!!」
『本当に?』
有「おお!こんなに旨いおにぎり食べたの生まれて初めてだ!」
無「うん。本当に旨いよ。絢蘭は絶対良いお嫁さんになるぞ!」
『ほ、誉めすぎだよ!でも上手く出来たみたいで良かった。というか私はお兄ちゃん達のお嫁さんになるんだから!』
思いの外誉められ顔が暑いのを玉子焼きを食べてごまかした。
ふと2人を見ると今度は2人が真っ赤になっていた。
何か変なこといったかな?それとも梅干し酸っぱかったのかな?
その後落ち着いてお弁当を食べ、3人で片付けをしていっぱい遊んでもらったんだ。
追いかけっこしたり、だるまさんが転んだをしたりすごい楽しくて時間を忘れて遊びまくった!
今は帰る前に休憩中。
その間に私はお母さんに教えてもらった花冠を2人分作っているの。
『出来たー!!』
完成が嬉しくて思わず大きい声出ちゃった。
無「気になっていたけど、何作ってたの?」
『花冠作ってたの!はい。2人にプレゼント』
そう言って2人の頭に乗せる。
有「くれるのか?」
『うん♪いつも私を助けてくれるお礼です。』エヘヘ
無「当たり前だろ?でもありがとな」
有「でもすげーな絢蘭器用だな。綺麗に出来てるありがとな。」
無「大事にするな。」
そう言って私の頭を撫でてくれるの。
2人は大事そうに花冠を手にとって観察している。
気に入ってもらえたみたいで嬉しい!!
幸せな時間を過ぎしてたら向こうの方から足跡が聞こえてきた。