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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所



悟「確かに傑を追い詰め、呪詛師にしてしまったのは僕のせいかもしれない。ある任務の失敗を垣根に僕は、最強になった。任務失敗に持ち込んだ男戦った時ね。僕は任務のことなんてどうでもよくなっていた。"天上天下""唯我独尊"その時はただただ祓い殺し合うこの世界が心地よかったんだよね。その後任務失敗で死なせちゃった女の子の遺体を取りに行った場所にいた多くの人間たちを皆殺しにしていいって思うぐらい。どうかしてたと思うよ。僕のそんな態度が傑へ迷いを与えてしまったんだよね。きっと。その次の年から別々に任務行くことが多くなったり、傑が可愛がっていた後輩が任務中に死んだり、それら全て引き金になった。傑は呪術師は終わらないマラソンゲームだといっていた。そしてこの世から非呪術者がいなくなれば誰も苦しまないと考え、自身の家族も自らの手で殺している。僕がもっと早く異変に気づけていたら変わらず隣にいてくれたのかもしれない。」


当時を思い出しているかのように時折、苦しそうな表情をする五条さん。
私は呪術会はクソだと思い一度民間企業へ逃げました。
結局民間企業もクソなので戻ってきてしまいましたが…。
こんな私でも呪術師として役にたてることも分かりましたし。


悟「傑が事件を起こした後直ぐに逢ったんだ。彼に聞いたんだよ。もう一度。”何故こんなことをした?”と。変わらず非呪術を消し呪術師の世界を作ると言い放った。僕は絶対に無理だと否定した。そしたら傑は、"傲慢だ。君になら出来るだろ?悟。自分に出きることを、他人は「出来やしない」と言い聞かせるのか?君は五条悟だから最強なのか?最強だから五条悟なのか?"何が言いたいのか分かりたくなかった。"もし私が君になれるのなら、この馬鹿げた理想も地に足が着くと思わないか?生き方は決めた。後は自分に出きることを精一杯やるだけさ。"傑は冗談でこんなこと言う奴じゃない。その時排除しなくてはととっさに思った。"殺したければ殺せ。それには意味がある。"そう言われた瞬間何故か僕は何故か何も出来なかったんだ。そして考えた。僕だけが最強じゃダメなことに。だから僕は教職の道を選んだんだ。お陰で着々優秀な子達が育っているよ。」

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